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レッドソックス3連勝 1点ビハインドの九回にラファエラが逆転2ラン

2025.8.28 10:36 Thursday

【オリオールズ2-3レッドソックス】ボルティモア/オリオールパークアットカムデンヤーズ、8月27日(日本時間28日)

 レッドソックスの吉田正尚は敵地でのオリオールズ戦に「7番・DH」でスタメン出場したが、セカンドゴロ2つとサードフライで3打数ノーヒット。今季の打撃成績は打率.226、出塁率.276、OPS.616となり、九回の第4打席では代打を送られた。チームは九回にセダン・ラファエラの逆転弾が飛び出し、3-2で勝利。4連戦の初戦から3連勝となった。

 レッドソックスの左中間をカバーするジャレン・デュランとラファエラはともに身体能力が非常に高い選手だ。ところが、七回2死一塁からオリオールズのディラン・カールソンが放った左中間への大飛球をまさかの「お見合い」。3アウト目になるはずの打球がタイムリー二塁打となり、オリオールズに勝ち越し点を献上してしまった。

 しかし、デュランとラファエラには挽回のチャンスがやってきた。1点ビハインドのまま迎えた九回、先頭打者のデュランがレフトへのヒットで出塁すると、続くラファエラは左中間への15号2ラン。敗戦の危機から一転、チームを3-2の逆転勝利に導いた。

 レッドソックス先発のブライアン・ベヨは七回途中まで94球を投げ、5安打2失点(自責点1)、6三振、1四球と安定したピッチング。勝ち投手になることはできなかったが、しっかりと先発の役割を果たした。

 レッドソックスは敵地でのヤンキース、オリオールズとの同地区対決8連戦の7戦目を終え、ここまで6勝1敗。オリオールズ4連戦の最終戦にはエース左腕のギャレット・クローシェが先発し、スイープを狙う。


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