English Español 韓国語

Rソックスがスイープ負けを回避 デュラン決勝ランニング3ラン

2025.9.1 07:38 Monday

【レッドソックス5-2パイレーツ】ボストン/フェンウェイパーク、8月31日(日本時間9月1日)

 レッドソックスは最初の4イニングだけでなく、ここ数週間にわたって打線が低迷していたが、ジャレン・デュランが衝撃的な一打で状況を一変させた。

 1-1の同点に追いついた直後、五回2死一、三塁の場面で打席に入ったデュランは右中間のトライアングルエリア、本拠地フェンウェイパークで最も広い場所へ痛烈なライナーを放った。

 パイレーツの右翼手アレクサンダー・カナリオによる懸命のプレーも及ばず、打球は右中間を真っ二つ。中堅手オニール・クルーズが打球を拾い、すぐに内野へボールを戻そうとしたが、俊足のデュランはすでに三塁を回り、ホームに向かっていた。

 デュランにとって初のランニング本塁打。ホームに滑り込む必要すらなく、デュランはホームを駆け抜けた。

 この一打によって、レッドソックスは4-1と勝ち越しに成功。最終的には5-2で勝利を収め、本拠地フェンウェイパークでの連敗を5でストップした。

 デュランのスプリントスピードは秒速29.3フィート(約8.9メートル)を計測し、ベース1周を14.71秒で駆け抜けた。これは今季のメジャーリーグで生まれた7本のランニング本塁打の中で最速である。また、スタットキャスト時代(2015年以降)において、レッドソックスの選手が放った4本のランニング本塁打の中でも最速となった。

 レッドソックスの選手によるランニング本塁打は今季2本目。6月30日のレッズ戦でウィルヤー・アブレイユがランニング本塁打を記録し、アブレイユはその試合でグランドスラムも放っている。

 デュランは3年連続で20盗塁以上を記録しているように、俊足を武器とする選手。4月26日のガーディアンズ戦ではキャリア初となる純粋なホームスチールも決めている。

 なお、レッドソックスの吉田正尚は「6番・DH」でスタメン出場して4打数ノーヒット。連続試合安打が2でストップし、今季の打撃成績は打率.224、出塁率.281、OPS.609となった。


spotvnow