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レイズが破竹の7連勝 先発ペピオが圧巻の無安打投球

2025.9.5 14:40 Friday

【レイズ4-2ガーディアンズ】タンパ/スタインブレナーフィールド、9月4日(日本時間5日)

 先発ライアン・ペピオとブルペン陣の奪三振ショーでレイズがガーディアンズに勝利し、破竹の7連勝を成し遂げた。レイズは借金生活から一気にプレーオフ争いに復活し、ワイルドカード圏内まで2ゲーム差に迫っている。

 ペピオは直近の3先発で15イニング無失点、2安打、6四球、15三振と絶好調。既にキャリアハイの投球回数を記録していることから、レイズは投球量を制限しようと試みているが、当のペピオに疲労の色は見られない。

 ペピオは初回、先頭打者クワンとの11球に及ぶ勝負を全てフォーシームで挑み、センターフライに打ち取った。そこから勢いに乗り、ガーディアンズ打線に1本のヒットも許さずに5回を零封。持ち味である直球とチェンジアップのコンビネーションが冴え渡り、5回無安打無失点、3四死球、6三振と好投した。

 ガーディアンズ打線は六回に初安打を放ったが、ペピオ降板後もレイズのブルペン陣に苦戦。最終回に2本のソロ本塁打で反撃したが、7度の三振を喫した。

 レイズ打線も奮闘した投手陣を援護。初回に敵失からクリストファー・モレルのタイムリーで先制すると、四回もモレルの安打を起点に新人カーソン・ウィリアムズがタイムリーを放った。六回にも先頭のモレルが安打で出塁してチャンスを作り、内野ゴロとセーフティスクイズの間に2点を追加。攻守が噛み合い、4-2でガーディアンズを下した。

 これはレイズにとって、2023年6月3日から9日までの7連勝以来の最長連勝であり、レイズがプレーオフを争う今、絶好のタイミングでの連勝となった。連勝開始時点では、レイズはワイルドカード3位のマリナーズに7.5ゲーム差をつけられていたが、現在ではマリナーズとの差はわずか2ゲーム差に縮まっており、7月26日以来、プレーオフ進出圏内に最も近づいている。


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