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ヤンキースが首位ブルージェイズとの接戦を制す ベリンジャーが好返球

2025.9.7 13:16 Sunday

【ヤンキース3-1ブルージェイズ】ニューヨーク/ヤンキースタジアム、9月6日(日本時間7日)

 ア・リーグ東地区首位のブルージェイズと2位のヤンキースによる同地区対決3連戦は2戦目を迎え、この日はヤンキースが勝利。序盤に得たリードをコディ・ベリンジャーの補殺やブルペン陣の奮闘で守り抜いた。

 ヤンキースは二回、ジェイソン・ドミンゲスのタイムリーと犠牲フライで2点を先制。しかし、先発のルイス・ヒルは2四球でピンチを招き、内野ゴロの間に1失点を許した。

 そして六回にもピンチを招き、2死二塁からライト前ヒットを浴びる。ただ、ここはライトのベリンジャーが好返球で二塁走者を本塁で刺し、同点を防いだ。試合はその後雨天中断に入ったが、中断明けもヤンキースの流れは変わらなかった。六回に犠牲フライで追加点を挙げ、3-1で逃げ切りに成功。首位攻防戦の2戦目を取り、シリーズを1勝1敗のタイに戻した。

 ベリンジャーは試合の鍵を握った補殺について「いいスタートを切れた。2死で、相手は積極的に攻めてくるだろうと予想していた。とにかく(捕手の)オースティン・ウェルズにいい送球ができればと思った。彼はボールをうまくキャッチしてタッチしてくれた」「芝生が濡れていたから、理想的には、彼にちょっとワンバウンドでいいボールを送りたかった」と振り返った。

 さらにベリンジャーは「あの打線を1点に抑えるのは簡単なことじゃない。(投手陣は)今日素晴らしい仕事をしてくれた」と、投手陣を称賛。ヤンキースのブルペンは一時期の乱調を乗り越えつつある。4アウトセーブを挙げたデービッド・ベドナーはブルペン陣の役割が明確化されつつあるとし、「みんな少し落ち着いてきたと思う。私にとって一番大事なのは、いつ電話がかかってきても対応できるように準備しておくことだと思う。いつだってね」と語った。


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