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代打攻勢ズバリ的中 レッドソックスがDバックスとのシーソーゲームを制す

2025.9.8 09:09 Monday

【ダイヤモンドバックス4-7レッドソックス】フェニックス/チェイスフィールド、9月7日(日本時間8日)

 九回にニック・ソガードのタイムリーなどで3点を勝ち越したレッドソックスがダイヤモンドバックスを下し、連敗を3で止めた。吉田正尚は前日に続いて「1番・DH」でスタメン出場したが、無安打に終わった。

 ダイヤモンドバックスは二回、ブレイズ・アレクサンダーのタイムリーで先制。1-1の同点となった四回には先頭のコービン・キャロルが安打で出塁し、三盗でチャンスを広げると、暴投で勝ち越しのホームを踏んだ。六回にはガブリエル・モレノがタイムリー二塁打でキャロルを還し、3-1とリードを広げた。

 ダイヤモンドバックス先発のライン・ネルソンは四回にトレバー・ストーリーにタイムリーを浴びたものの、それ以上の失点は許さなかった。しかし、ネルソンが6回1失点で降板すると、ダイヤモンドバックスはシーズンを通して足を引っ張ってきたブルペンの不安が露呈。2番手ライアン・トンプソンは守備のミスもあって3失点(自責点1)を喫し、逆転を許してしまう。

 しかし、直後の七回の攻撃で、ダイヤモンドバックスはタイムリーエラーを犯したジョーダン・ロウラーがタイムリーを放って同点に。同点で迎えた九回、レッドソックスは2死一、二塁のチャンスで送り込んだ代打ニック・ソガードが左中間へタイムリー二塁打。レフトのジェイク・マッカーシーはダイビングキャッチを試みたが、無情にも打球には届かず、打球が左中間を抜ける間に2人のランナーが生還した。さらに続く代打カルロス・ナルバエスもタイムリーを放ち、レッドソックスは3点を勝ち越した。

 3点リードの九回は守護神アロルディス・チャップマンが振り逃げを含む1イニング4三振で締めくくり、レッドソックスは7-4で勝利。チャップマンは今季29セーブ目を挙げ、防御率は0.98とついに1点台を割り込んだ。代打攻勢がハマったレッドソックスは連敗を3で止め、絶好調のダイヤモンドバックスとの3連戦を1勝2敗で終えた。ワイルドカード1位のヤンキースに1.5ゲーム差の同2位、東地区首位ブルージェイズに3.5ゲーム差の同3位を維持している。

 レッドソックスの吉田は「1番・DH」でスタメン出場し、4打数無安打。九回のチャンスでは代打を送られて退いた。今季の打撃成績は打率.234、OPS.630となっている。


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