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パイレーツ・スキーンズが5回無失点 自身初のシーズン200三振を達成

2025.9.11 10:51 Thursday

【オリオールズ2-1パイレーツ】ボルティモア/オリオールパークアットカムデンヤーズ、9月10日(日本時間11日)

 ピッツバーグ・パイレーツの144年の歴史の中で、シーズン200三振を達成した投手はわずか8人しかいない。エド・モリスが19世紀に2度達成し、ボブ・ビールは1960年代に4度達成した。21世紀に入ってからは、オリバー・ペレス、ミッチ・ケラー、A・J・バーネット、フランシスコ・リリアーノ、ゲリット・コールが1度ずつ達成している。

 そして、8人目となったのがポール・スキーンズだ。パイレーツはオリオールズにサヨナラ負けを喫し、延長戦の末に1-2で敗れたが、スキーンズは三回にコビー・メヨをスイーパーで空振り三振に仕留め、シーズン200三振の大台に到達。最終的には5回64球を投げて8三振を奪い、四回に飛び出したスペンサー・ホーウィッツの8号ソロによる1点のリードを守った状態でマウンドを降りた。

 スキーンズは今季203三振をマークしており、これはナショナル・リーグ最多。メジャー全体でもギャレット・クローシェ(レッドソックス)とタリック・スクーバル(タイガース)の両左腕に次ぐ3位となっている。スキーンズの三振数は球団歴代11位。右腕に限定すれば、ケラー(2023年に210三振)とバーネット(2013年に209三振)に次ぐ3位となる。残りの登板でどこまで数字を伸ばしていくか注目だ。


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