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スネルの快投でドジャース4連勝 大谷はタイムリー放ち1安打1打点

2025.9.11 13:55 Thursday

【ドジャース9-0ロッキーズ】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、9月10日(日本時間11日)

 ドジャースの大谷翔平は本拠地でのロッキーズ戦に「1番・DH」でスタメン出場。二回の第2打席でライトへのタイムリーを放ち、3打数1安打1打点(1四球、1打撃妨害)だった。連続試合安打を5に伸ばし、今季の打撃成績は打率.280、出塁率.391、OPS1.000となっている。チームは9-0で快勝し、ロッキーズ3連戦をスイープ。4連勝で2位パドレスとのゲーム差を3に広げた。

 マックス・マンシーに続いてトミー・エドマンも負傷者リストから復帰し、徐々にベストメンバーが揃いつつあるドジャース打線が二回につながった。ロッキーズ先発のカイル・フリーランドから無死一、二塁のチャンスを作ると、アンディ・パヘスのタイムリー二塁打で先制。キケ・ヘルナンデスの犠牲フライで2点目を奪うと、2死後には大谷とムーキー・ベッツが連続タイムリーを放ち、4-0とリードを広げた。

 マウンドでは先発のブレイク・スネルが素晴らしいピッチングを見せた。6回104球を投げ、得点圏に走者を進めたのは四回の1度だけ。今季最多となる11三振を奪い、2安打、2四球、無失点とロッキーズ打線に付け入る隙を与えなかった。

 ドジャース先発陣はこの1週間、大谷(四回途中3安打無失点)、山本由伸(九回途中1安打1失点)、クレイトン・カーショウ(六回途中4安打2失点)、タイラー・グラスナウ(7回無安打1失点)、エメット・シーアン(7回3安打1失点)、そしてスネル(6回2安打無失点)と各投手が安定したピッチング。ブルペンに不安を抱える中、先発陣の好投がチームの原動力となっている。

 七回、ドジャースは2番手のマイケル・コペックが1死から3者連続四球で満塁のピンチを招いたが、3番手のアレックス・ベシアが2者連続三振に抑えて無失点。八回は4番手のカービー・イェーツが三者凡退に抑え、ベッツの18号グランドスラムとテオスカー・ヘルナンデスの24号ソロでリードが広がったあとの最終回は5番手のアンソニー・バンダが完封リレーを締めくくった。


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