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ガーディアンズ・バイビーが2安打完封勝利 球団6年ぶりの快挙

2025.9.13 11:02 Saturday

【ガーディアンズ4-0ホワイトソックス】クリーブランド/プログレッシブフィールド、9月12日(日本時間13日)

 ガーディアンズがポストシーズン進出に向けて攻勢を強める中、タナー・バイビーが調子を取り戻しつつある。

 本拠地でのホワイトソックス3連戦の初戦、バイビーは今季最高のピッチングを見せ、チームを4-0の完封勝利に導いた。バイビーが許した走者はヒット2本、死球1つ、失策1つの4人だけ。103球(うちストライク74球)を投げて10三振を奪い、キャリア初の完封勝利をマークした。

 九回2死二塁の場面では、ホワイトソックスのレニン・ソーサが放ったライトへの打球をノーラン・ジョーンズがダイビングキャッチ。見事なプレーで最後のアウトを取り、バイビーの初完封に花を添えた。

 バイビーは6回2/3を5安打2失点に抑えてクオリティスタートを達成した前回登板のレイズ戦に続く好投。ガーディアンズの投手が完封勝利をマークするのは、2019年9月10日(エンゼルス戦)のザック・プリーサック以来6年ぶりとなった。

 ガーディアンズは9月に入ってから8勝4敗。特に直近8試合では7勝1敗と調子を上げている。試合前の時点でワイルドカード圏内と3.5ゲーム差。現在の調子を維持できれば、残り15試合で逆転できるチャンスはある。

 先発ローテーションの柱として今季を迎えたバイビーだが、なかなか思い通りのパフォーマンスを発揮できず、試合前の時点では今季28先発で防御率4.69。不本意なシーズンを過ごしていた。

 しかし、今季最高のピッチングでキャリア初完封を達成。2ケタ三振は今季2度目、通算4度目となった。なお、バイビーは6月20日のアスレチックス戦で今季最初の2ケタ三振を記録しているが、このときは8回11安打5失点で完投し、敗戦投手となっている。


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