パドレスがロッキーズに痛恨の敗戦 マチャドの先制アーチは空砲に
2025.9.13 13:38 Saturday
【パドレス2-4ロッキーズ】サンディエゴ/ペトコパーク、9月12日(日本時間13日)
パドレスの現状について、3つの事実を挙げよう。ワイルドカード獲得には十分な成績だ。しかし、ナショナル・リーグ西地区を制すためには不十分だ。そして、10月の戦いを勝ち抜きたいのであれば、現状よりもはるかにいいプレーをしなければならない。
本拠地でのロッキーズ4連戦の2戦目、パドレスは2-4で敗れた。初回に主砲マニー・マチャドが先制アーチを放ち、17打数連続ノーヒットのスランプを抜け出したものの、それ以降は打線が沈黙し、九回に1点を返すのが精一杯だった。
先発左腕のJP・シアーズは三回まで好投していたが、四回に崩れた。連打と送りバントで1死二、三塁のピンチを招き、エゼキエル・トーバーは空振り三振に仕留めたものの、ブレイン・クリムにメジャー初安打となる逆転3ランを被弾。続くカイル・ファーマーにも2者連発となる8号ソロを浴びた。パドレスは七回と八回にいずれも無死一、二塁のチャンスを作るなど、反撃を試みたものの、得点には至らず。九回に1点を返したが、最後は2死一、三塁のチャンスでライアン・オハーンが空振り三振に倒れた。
大観衆が詰めかけたホームでの一戦で、打線がまたしても沈黙。ホームに戻ってきてからの5試合でわずか11得点しか挙げることができていない。勝つためには打線の奮起が必要だ。とにかく、もっと点を取らなければならない。
今週初め、フェルナンド・タティスJr.は「ずっと言ってきたけど、僕たちはもっとできるはずだ。ここにいる全員がそれをわかっている」と語った。あとはそれを実行するだけ。レギュラーシーズン残り14試合、打線の奮起が求められる。なお、松井裕樹の登板機会はなかった。