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エンゼルス惜敗 6回4安打1失点の好投を見せた菊池を援護できず

2025.9.13 14:21 Saturday

【マリナーズ2-1エンゼルス】シアトル/T-モバイルパーク、9月12日(日本時間13日)

 エンゼルスの菊池雄星は敵地でのマリナーズ戦に先発。古巣を相手に6回98球を投げ、4安打1失点、3三振、1四球の好投を見せたものの、打線の援護に恵まれず、1カ月ぶりの白星を手にすることはできなかった。試合はマリナーズが2-1で勝利。接戦を制し、7連勝で同率首位の座をキープした。

 8月9日のタイガース戦で6勝目を挙げてから勝ち星がない菊池。6試合ぶりの勝利を目指した登板は、最初の2イニングをパーフェクトに抑える好スタートを切り、三回も相手の盗塁失敗があり、結果的には打者3人で抑えた。

 四回はカル・ローリーの二塁打などで2死一、二塁のピンチとなり、ホルヘ・ポランコにタイムリー二塁打を浴びて先制点を献上。しかし、五回は三者凡退、六回も内野安打1本だけで無失点に抑え、6回4安打1失点と先発の仕事をしっかり果たした。

 菊池を援護したいエンゼルス打線は、七回1死二塁のチャンスでローガン・デービッドソンがライトへのタイムリー二塁打を放ち、1-1の同点に。ところが、代打ジョー・アデルが空振り三振を喫すると、2死一、二塁の場面ではマイク・トラウトが見逃し三振に倒れ、勝ち越し点を奪うことができなかった。

 すると、菊池をリリーフした2番手のコナー・ブログドンがミッチ・ガーバーに9号勝ち越しソロを被弾。八回と九回の攻撃はいずれも三者凡退に封じられ、1-2で惜敗した。

 なお、菊池は初回先頭のランディ・アロザレーナをライトフライに打ち取った時点で今季の投球イニングが162となり、シーズンの規定投球回に到達。ブルージェイズ時代の2023年から3年連続3度目となった。


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