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ナショナルズがリード守れず逆転負け 小笠原はダメ押し弾を浴びる

2025.9.14 08:56 Sunday

【ナショナルズ1-5パイレーツ】ワシントンD.C./ナショナルズパーク、9月13日(日本時間14日)

 ナショナルズの小笠原慎之介は本拠地でのパイレーツ戦で3点ビハインドの九回に6番手として登板。1死からジャレッド・トリオロにダメ押しの6号ソロを浴び、1回1安打1失点、2四球という投球内容だった(防御率6.90)。ナショナルズはリードを守れず、1-5で逆転負け。勝利したパイレーツの連敗は7でストップした。

 ナショナルズは先発のアンドリュー・アルバレスが6回3安打無失点の好投を披露。打線はパイレーツ先発のババ・チャンドラーをなかなか攻略できなかったが、六回1死二塁のチャンスでロバート・ハッセル3世がレフトへのタイムリーを放ち、待望の先制点を奪った。

 七回は2番手のクレイトン・ビーターが三者凡退に抑える好リリーフ。しかし、八回にブルペン陣が崩れ、3番手のコール・ヘンリーが2つの四球で1死一、二塁のピンチを招いて降板すると、4番手のPJ・ポーリンは2死満塁とピンチを広げ、アンドリュー・マカッチェンに逆転の2点タイムリーを浴びた。

 ポーリンは続くオニール・クルーズに四球を与え、再び2死満塁のピンチに。ここで5番手のジャクソン・ラトレッジがマウンドに上がったものの、ニック・ヨークに2点タイムリーを浴び、1-4とリードを広げられた。

 3点ビハインドの九回には6番手として小笠原が登板。先頭打者をセンターフライに打ち取ったあと、トリオロに対してフルカウントからの6球目、91.1マイル(約146.6キロ)のフォーシームが甘く入り、左中間への6号ソロを浴びた。このあと、2つの四球でピンチを招いたが、ニック・ゴンザレスをライトフライ、マカッチェンをレフトフライに打ち取り、1回1安打1失点。これで3試合連続失点となり、9月は4試合で防御率12.00と苦しいピッチングが続いている。

 ナショナルズは九回1死からジェームス・ウッドが四球を選んで出塁したが、アンドレス・チャパロとデイレン・ライルがいずれも内野フライに倒れて試合終了。3連戦は2戦目を終えて1勝1敗となった。


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