English Español 韓国語

クローシェの奪三振ショーでレッドソックスがスイープ阻止 吉田2安打

2025.9.15 11:14 Monday

【レッドソックス6-4ヤンキース】ボストン/フェンウェイパーク、9月14日(日本時間15日)

 エースのギャレット・クローシェの好投でレッドソックスがヤンキースに勝利。同地区ライバルとの3連戦のスイープ(3連敗)を阻止し、ポストシーズン進出へ前進した。吉田正尚は3打数2安打1打点の活躍だった。

 レッドソックスは初回、先頭のジャレン・デュランの三塁打を皮切りに5連打で一挙に3点を先制。その後も攻勢は止まらず、さらに6番の吉田正尚の犠牲フライやカルロス・ナルバエスの14号ソロで追加点を加え、初回から6点を奪った。

 レッドソックス先発のエース、ギャレット・クローシェはこの日も奪三振ショーを展開。初回からアーロン・ジャッジを含む2打者から三振を奪い、二回も2三振。三回も2巡目を迎えたジャッジを含む3打者から三振奪った。

 しかし四回、5番のアメッド・ロサリオに6号2ランを被弾。さらに五回にはジャッジに48号ソロを浴び、3失点目を喫した。それでも本塁打以外では得点の糸口を与えず、6回3失点、12三振、1四球と圧巻の好投だった。

 レッドソックスはブルペン陣がヤンキース打線の反撃をかわし、6-4で逃げ切り。同地区ライバル・ヤンキースとの3連戦のスイープ(3連敗)を阻止し、地区2位・ワイルドカード1位のヤンキースとの差を1.5ゲーム差に広げ、さらにワイルドカード3位のアストロズとの差を1ゲーム差に広げた。

 クローシェは圧巻の奪三振ショーで16勝目(5敗)をマーク。3自責点を喫して防御率は2.63に悪化したが、両リーグトップの240三振目を記録した。ア・リーグのサイ・ヤング賞を争うライバルだったタリック・スクーバルが脇腹の負傷で途中交代した影響もあり、シーズン残り2先発の結果次第では自身初のサイ・ヤング賞もあり得るだろう。

 吉田正尚は「6番・DH」でスタメン出場。3打数2安打1打点をマークし、今季の打撃成績は打率.236、OPS.618となっている。


spotvnow