ナショナルズがWヘッダー第1試合に敗れる 小笠原は5試合ぶりの無失点
2025.9.17 08:53 Wednesday
【ナショナルズ3-6ブレーブス】ワシントンD.C./ナショナルズパーク、9月16日(日本時間17日)
ナショナルズの小笠原慎之介は本拠地でのブレーブスとのダブルヘッダー第1試合、3点ビハインドの九回に4番手として登板。上位打線と対戦し、1死からロナルド・アクーニャJr.にヒットを許したものの、後続を打ち取り、5試合ぶりの無失点に抑えた(防御率6.82)。試合はナショナルズが二回に2点を先制したが、四回に一挙5失点。3-6で逆転負けを喫した。
初回の先制機を生かせなかったナショナルズだが、二回にブレーブス先発のホセ・スアレスから1死一、二塁のチャンスを作り、ジェイコブ・ヤングがライトへのタイムリーを放って1点を先制。続くCJ・エイブラムスはライトへ犠牲フライを打ち上げ、2-0とリードを広げた。
ナショナルズ先発のジェイク・アービンは三回まで無失点に抑えていたが、四回に1死一、三塁のピンチが到来。イーライ・ホワイトの内野ゴロの間に1点を返され、続くビダル・ブルハンに同点のタイムリー二塁打を浴びると、ジュリクソン・プロファーの14号2ラン、マット・オルソンの27号ソロと2者連続アーチで3点を勝ち越された。
反撃したいナショナルズだったが、ブレーブス先発のスアレスを攻略できず、2-5と3点ビハインドのまま試合は終盤へ。八回にはブルハンのタイムリーでリードを広げられた。
直後にホルヘ・アルファロのタイムリーで1点を返し、再び3点差となった九回には4番手として小笠原がマウンドへ。先頭のオルソンを90マイル(約144.8キロ)のフォーシームでファーストゴロに打ち取ったあと、アクーニャJr.にはライトへのヒットを許したが、ドレイク・ボールドウィンを低めのスライダーでピッチャーゴロ、オジー・オルビーズを91.1マイル(約146.6キロ)のフォーシームでセンターフライに打ち取り、1イニングを1安打無失点に抑えた。
最終回はブレーブスの守護神ライセル・イグレシアスの前に無得点に終わり、3-6で試合終了。4試合連続失点を喫していた小笠原だが、今月2度目の無失点に抑え、リリーフ転向後の成績は17試合に登板して防御率6.15、被打率.237、WHIP1.44となっている。