ブルワーズ快勝 好投のペラルタが17勝目、イェリッチは30本塁打に王手
2025.9.17 11:47 Wednesday
【ブルワーズ9-2エンゼルス】ミルウォーキー/アメリカンファミリーフィールド、9月16日(日本時間17日)
もし彼らなしでも勝てるなら、ブルワーズは今日の試合で見事なピッチングを見せたフレディ・ペラルタをポストシーズンの初戦まで温存しておきたいだろう。3安打3打点をマークしたクリスチャン・イェリッチも同様だ。
本拠地でのエンゼルス3連戦の初戦、ブルワーズは投打の主力選手の活躍もあり、9-2で快勝。ペラルタは今季初の2ケタ三振を記録し、イェリッチは30本塁打&100打点の達成にダブルリーチをかけた。
もちろん、ブルワーズが目指しているのはレギュラーシーズンでの様々な記録だけではない。すでにポストシーズン進出を決めており、ナショナル・リーグ中地区優勝のマジックナンバーは「7」まで減っている。レギュラーシーズンは残り11試合。ブルワーズの勝利とカブスの敗北の合計が「7」となった瞬間に地区3連覇が決定する。
前回登板、敵地でのレンジャーズ戦で5失点を喫し、30イニング連続無失点がストップしてしまったペラルタだが、エンゼルスを相手に6回1失点の好投を披露。今季31先発で17勝6敗、防御率2.65と素晴らしい活躍を見せている。最初の6つのアウトはすべて三振で奪い、最終的には今季最多の10三振。2ケタ三振は昨年5月24日のカブス戦以来、通算15度目となった。
ブルワーズは初回から4イニング連続で得点し、先発のペラルタを援護。イェリッチは初回に先制のタイムリー二塁打を放つと、四回には29号2ランを放ち、5-0とリードを広げた。
イェリッチは今季ここまで29本塁打&99打点を記録。本塁打は44本塁打を放った2019年以降では最多、打点も110打点を叩き出してナ・リーグMVPに輝いた2018年以降では最多となっている。