レッドソックスが今季11度目のサヨナラ勝ち 吉田は2安打2打点の活躍
2025.9.18 12:20 Thursday
【レッドソックス5-4アスレチックス】ボストン/フェンウェイパーク、9月17日(日本時間18日)
本拠地でのアスレチックス3連戦の2戦目、レッドソックスはまたしても得点圏での苦戦が9イニング続いた。
しかし、4-4の同点で迎えた延長10回に1死二、三塁のチャンスを作り、代打ニック・ソガードのセカンドゴロが野選となってサヨナラ勝ち。ポストシーズン進出に向け、重要な1勝を手にした。
サヨナラの場面、ソガードの打球は二塁ザック・ゲロフの正面をつく痛烈なゴロだったが、三塁走者のネイト・イートンが生還。タイブレークの走者が俊足のイートンだったことが幸いした。
延長10回のレッドソックスの攻撃は、先頭のナサニエル・ロウが申告敬遠で歩かされ、無死一、二塁からスタート。カルロス・ナルバエスが送りバントを決めてチャンスを広げ、ソガードのサヨナラ打につなげた。
初回に吉田正尚のタイムリーで先制したレッドソックスだったが、アスレチックスに逆転を許し、2点ビハインドで五回の攻撃へ。しかし、ここからレッドソックスの反撃が始まり、吉田のタイムリー内野安打で1点差に詰め寄ると、六回には数週間にわたって安定感のある活躍を見せているトレバー・ストーリーがタイムリーを放ち、4-4の同点に追いついた。
先発のルーカス・ジオリトは4回1/3を投げて5安打4失点、5三振、5四球と苦しいピッチング。しかし、今季140イニングに到達したため、来季の年俸1400万ドルの球団オプションが年俸1900万ドルの相互オプション(またはバイアウト150万ドル)に変更された。
吉田は「4番・DH」でスタメン出場し、4打数2安打2打点の活躍。七回にエラーで出塁した際、代走を送られて交代した。今季の打撃成績は打率.243、出塁率.290、OPS.628となっている。