ブレーブス10連勝 ハリス2世が2本塁打の活躍、アクーニャJr.にも一発
2025.9.24 11:16 Wednesday
【ブレーブス3-2ナショナルズ】アトランタ/トゥルイストパーク、9月23日(日本時間24日)
ブレーブスは本拠地でのナショナルズ戦に3-2で勝利し、10連勝を達成。最も印象的な本塁打を放ったのはロナルド・アクーニャJr.だったが、マイケル・ハリス2世も2本のアーチを放つ見事な活躍を見せた。
ハリス2世の信じられないほど奇妙なシーズンは、8月27日の最終打席までさかのぼる94打数連続ノーアーチの記録をストップしたことで、再び好転しそうだ。ブレーブスの正中堅手は、五回にナショナルズ先発のブラッド・ロードから18号同点ソロを放つと、七回には2打席連発となる19号ソロ。2本目のアーチはナショナルズ2番手の左腕コナー・ピルキントンから放ったものだった。
ハリス2世の1試合2本塁打は昨年9月19日以来、キャリア通算6度目。ハリス2世の活躍もあり、ブレーブスは2022年6月の14連勝以来となる10連勝を達成した。開幕7連敗でスタートしたチームにとって、シーズン終盤で異例の快進撃となっている。
今季のブレーブスが低迷した要因の1つは、ハリス2世の不振だった。前半戦終了時点のOPS.551は規定打席以上でメジャーワーストの数字。しかし、2022年のナショナル・リーグ新人王は見事な復調を見せ、7月18日から8月19日にかけての約1カ月間ではOPS1.139をマークした。
ところが、8月20日以降の31試合ではOPS.452と再び低迷。そうした状況で、この試合を迎えていた。
アクーニャJr.は六回にロードから飛距離433フィート(約132.0メートル)の20号ソロを右中間へ叩き込んだ。今季の逆方向への本塁打としては、6月8日のレッドソックス戦でアーロン・ジャッジ(ヤンキース)が放った436フィート(約132.9メートル)の一発に次ぐ2番目の飛距離である。