クローシェの快投でレッドソックス快勝 吉田は3号ソロを含むマルチ安打
2025.9.25 10:58 Thursday
【ブルージェイズ1-7レッドソックス】トロント/ロジャースセンター、9月24日(日本時間25日)
レッドソックスのポストシーズンへの道のりは、昨年12月にテキサス州ダラスで行われたウィンター・ミーティングでクレイグ・ブレスロー編成本部長が若手有望株4人とのトレードでホワイトソックスからギャレット・クローシェを獲得したことで、さらに明るくなった。
よって、クローシェがレギュラーシーズン最終登板で快投を見せ、チームを4年ぶりのポストシーズン進出が決まる寸前まで導いたのは、おそらく必然だったのだろう。
クローシェの素晴らしいピッチングもあり、レッドソックスは首位ブルージェイズに7-1で快勝。早ければ25日(同26日)にもワイルドカード獲得が決定する可能性が出てきた。
レッドソックスのポストシーズン進出へのマジックナンバーは「2」。レッドソックスの勝利数とアストロズの敗戦数の合計が「2」になった時点で、アレックス・コーラ監督が率いるレッドソックスはポストシーズン進出が決まる。
アストロズはこの日、敵地サクラメントでアスレチックスとのナイトゲームを戦う。また、25日(同26日)にはデーゲームが予定されており、レッドソックスがブルージェイズ3連戦の最終戦を迎える前に、ワイルドカード獲得が決定する可能性もある(アストロズがアスレチックスに連敗した場合)。
クローシェは圧巻のピッチングでブルージェイズ打線を圧倒。ちょうど100球で8イニングを投げ抜き、3安打無失点、6三振、無四球という快投を見せた。18勝目を挙げ、防御率は2.59。両リーグ最多の三振数を255まで伸ばした。
レッドソックス打線は序盤からクローシェを援護し、初回に吉田正尚のタイムリー二塁打などで3点を先制。五回に吉田の3号ソロでリードを広げると、八回にはカルロス・ナルバエスがダメ押しの15号3ランを放ち、とどめを刺した。
吉田は「4番・DH」でスタメン出場し、5打数2安打2打点の活躍。5試合連続安打&4試合連続マルチ安打と好調を維持しており、今季の打撃成績は打率.260、出塁率.302、OPS.678となっている。