ナショナルズ7点差逆転もリード守れず 小笠原は2回無失点の好リリーフ
2025.9.27 13:06 Saturday
【ナショナルズ9-10ホワイトソックス】ワシントンD.C./ナショナルズパーク、9月26日(日本時間9月27日)
ナショナルズの小笠原慎之介は本拠地でのホワイトソックス戦、五回1死二、三塁の場面で3番手として登板。ライトへの犠牲フライでリードを広げられたものの、七回1死まで走者を1人も出さず、2回無失点の好リリーフを見せた。今季の防御率は6.57となっている。ナショナルズは八回に一挙4点を奪うなど、7点ビハインドから逆転に成功。しかし、リードを守れず、9-10で敗れた。
ナショナルズは立ち上がりから守備のミスを連発し、初回に4失点。ジョシュ・ベルの22号ソロで1点を返したが、四回と五回にも2点ずつを追加され、1-8と7点のビハインドを背負うことになった。
しかし、五回にルイス・ガルシアJr.が14号ソロを放ち、反撃の狼煙を上げると、六回にはCJ・エイブラムスの19号ソロとガルシアJr.の2打席連発となる15号2ランで3点差に。そして、八回にはデイレン・ライルの8号3ランで同点に追いつき、ガルシアJr.が3打席連発の16号ソロを放って9-8とリードを奪った。
ところが、6番手のホセ・A・フェレアがこのリードを守れなかった。九回1死から自身のエラーで走者を出すと、コルソン・モンゴメリーに20号逆転2ランを被弾。最終回の攻撃は、先頭のナシム・ヌニェスがヒットで出塁したものの、ジェームス・ウッドがセンターライナーで走者を進められず、エイブラムスとアンドレス・チャパロが連続三振に倒れて試合終了となった。
チームは敗れたが、ガルシアJr.は自身初の1試合3本塁打をマークし、4打数3安打4打点の活躍。昨季記録したキャリアハイの18本塁打まであと2本に迫っている。