レッズがワイルドカード3位タイに浮上 自力でのPS進出が復活
2025.9.27 13:17 Saturday
【ブルワーズ1-3レッズ】ミルウォーキー/アメリカンファミリーフィールド、9月26日(日本時間27日)
レッズは再び主導権を握り、ポストシーズン進出が目前となった。しかし、仕事はまだ終わっていない。
レッズは同地区ブルワーズとの3連戦の初戦に3-1で勝利。メッツがマーリンズに敗れたため、レッズとメッツは82勝78敗で並んだ。ただし、直接対決ではレッズが勝ち越しているため、同率の場合はレッズが優位となる。レギュラーシーズンは残り2試合。27日(同28日)にレッズが勝利し、メッツが敗れた場合、レッズのポストシーズン進出が決定する。
メッツが残り2試合に連勝したとしても、レッズが勝ち続ければ、ポストシーズンに進出することができる。カブスをスイープしたあと、ワイルドカード争いの主導権を握ったレッズだったが、そのときはわずか1日でメッツに主導権を奪い返された。今回は主導権を手放すわけにはいかない。
1-1の同点で迎えた六回、レッズは先頭のギャビン・ラックスがレフトへの二塁打を放ち、左翼ジェイク・バウアーズのエラーで三塁へ進んだ。このチャンスでミゲル・アンドゥハーがタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。次打者エリー・デラクルーズの打球はラッキーな内野安打となり、無死一、三塁とチャンスが広がった。
1死後、タイラー・スティーブンソンが犠牲フライを放ち、1点を追加。レッズは3-1と2点のリードを奪うことに成功した。
先発のザック・リテルは五回途中まで3安打1失点に抑えていたが、テリー・フランコーナ監督は五回2死からジャクソン・チューリオが遊撃デラクルーズのエラーで出塁したところで交代を決断。2番手のコナー・フィリップスがブライス・トゥラングを空振り三振に抑えてイニングを終わらせ、六回も続投して1回1/3をパーフェクトに抑える好リリーフを見せた。
七回以降もブルペン陣がブルワーズに得点を与えず、3-1で逃げ切り。ブルペン陣は合計4回1/3を無安打無失点に抑え、チームの重要な勝利に大きく貢献した。