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山本由伸が2試合連続の完投 ドジャースがWS第2戦に勝利

2025.10.26 12:33 Sunday

【ブルージェイズ1-5ドジャース】トロント/ロジャースセンター、10月25日(日本時間26日)

 山本由伸(27)が圧巻の1失点完投で、ドジャースをワールドシリーズ第2戦勝利に導いた。先発の山本は三回に1点を失って同点に追いつかれたが、四回から一人も走者を許さない快投。打線もウィル・スミス、マックス・マンシーが七回にブルージェイズ先発のケビン・ゴーズマンから本塁打を放ち、勝ち越した。ワールドシリーズは両チーム1勝1敗で舞台をロサンゼルスに移し、27日(日本時間28日)に第3戦が行われる。

 初回、ドジャースは2死からフリーマンが二塁打を放ち、続くスミスのタイムリーでブルージェイズ先発のゴーズマンから先制。初回の守備では、先発の山本が無死一、三塁のピンチを招いたが、2三振で無失点で切り抜けた。

 山本も三回、1死一、三塁からカークに犠牲フライを浴び、同点に追いつかれた。

 1-1の同点となってからは、山本、ゴーズマンの両投手が圧巻の投手戦を展開。山本は四回からパーフェクト投球を続け、第1戦で猛打を振るったブルージェイズ打線を沈黙させた。一方のゴーズマンも初回の3死目から一人の走者も許さなかった。

 しかし七回、ドジャース打線がついにゴーズマンをとらえた。1死から先制タイムリーのスミスがレフトスタンドへ勝ち越しソロ。さらに2死となってから、マンシーもレフトスタンドにソロ本塁打を放って3点目を挙げ、ゴーズマンを降板させた。

 八回にも援護点を受けた山本は、八回の守備で三者連続三振。それまで93球を投じていたが、九回も続投。九回も三人で抑え、9回1失点、8三振、4安打、無四球で完投勝利を挙げた。

 ポストシーズンにおける2試合連続完投は、2001年のカート・シリング(ダイヤモンドバックス)以来の快挙。伝説のエース投手に並ぶ快投で、山本がドジャースを勝利に導いた。


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