ブレーブスが左腕セールのオプションを行使へ 来季年俸1800万ドル
2025.11.6 08:41 Thursday
驚くべき動きではないが、MLB.comのマーク・フェインサンドが関係者から得た情報によると、ブレーブスは左腕クリス・セールの球団オプション(年俸1800万ドル=約27億円)を行使する方針を固めたようだ。まだ球団からの公式発表は行われていない。
ブレーブスは2023年12月にレッドソックスとのトレードでセールを獲得したあと、2年3800万ドル(約57億円)で契約を延長。その2年契約に2026年の契約オプションが含まれていた。
セールはブレーブス移籍1年目の2024年にキャリア初のサイ・ヤング賞を受賞。177回2/3を投げて18勝3敗、防御率2.38、225奪三振と素晴らしい成績を残し、投手三冠に輝いた。
今季は左胸郭骨折の影響で2カ月以上を欠場。ブレーブスはセールのほかにも負傷者が続出し、2018年以降では初めてポストシーズンに進むことができなかった。しかし、健康時のセールは好調なパフォーマンスを見せ、125回2/3を投げて7勝5敗、防御率2.58、165奪三振を記録。現在36歳のセールは、2018年以降、負傷に苦しむシーズンが続いており、30試合以上に先発したのはレッドソックス時代の2017年が最後である。
ウォルト・ワイス新監督の就任が決まったブレーブスは、米東部時間6日午後5時(日本時間7日午前7時)までにセールの来季オプションを正式に行使する必要がある。アレックス・アンソポロス編成本部長は、出演したラジオ番組の中で、オジー・オルビーズの球団オプション(年俸700万ドル=約10億5000万円)も行使する方針であることを明かしている。ほかにはタイラー・キンリー、ピアース・ジョンソン、デービッド・フレッチャーも来季の球団オプションを有している。なお、キム・ハソンはすでに来季の選手オプション(年俸1600万ドル=約24億円)を破棄し、フリーエージェント(FA)になることが決まった。
