2025MLBの各アウォード発表日程
2025.11.9 16:45 Sunday
ワールドシリーズが終わり、オフシーズンが開幕したMLBは、これから各アウォードの発表ラッシュが始まる。各アウォードの発表の日付は以下の通りだ。
11月10日(日本時間11日):BBWAA新人王
アウォード・ウィークの幕開けは新人王だ。この賞は、1947年に初代受賞者となったジャッキー・ロビンソンの名を冠した、歴史ある栄誉だ。昨季は、ヤンキースのルイス・ヒルとパイレーツのポール・スキーンズが受賞した。
11月11日(日本時間12日):BBWAA最優秀監督賞
各リーグの最優秀監督に贈られるこの賞は、レギュラーシーズンのみの成績に基づいて毎年授与される。昨季の受賞者は、ア・リーグではスティーブン・ボート(ガーディアンズ)、ナ・リーグではパット・マーフィー(ブルワーズ)だった。
11月12日(日本時間13日):BBWAAサイ・ヤング賞
サイ・ヤング賞は1956年から授与されている。1956年から1966年まではMLB全体で成績優秀の投手に授与されていたが、1967年以降は各リーグから1名の投手に授与されている。昨季はタイガースのタリック・スクーバルとブレーブスのクリス・セールが受賞。スクーバルは2年連続で戴冠する可能性が高く、ナ・リーグではスキーンズが最有力候補と目されている。
11月13日(日本時間14日):BBWAA MVP
大谷翔平(ドジャース)は直近5シーズンで4度目、ドジャース移籍後では2年連続のMVP受賞の可能性が高い。一方、ア・リーグでは昨季受賞したアーロン・ジャッジ(ヤンキース)と、捕手として史上初の60本塁打を放ったカル・ローリー(マリナーズ)の一騎討ちとなる。
11月13日(日本時間14日):オールMLB
オールMLBは、オールスター選出が前半戦の成績に基づいていることを踏まえ、選手のシーズンを通しての貢献を称えるために2019年に導入された。今年のノミネート選手の中から、MLB.comでファン投票が行われ、各ポジション(外野手3名、指名打者1名、先発投手5名、リリーフ投手2名)のファーストチームとセカンドチームを選出する。
オールMLBファーストチームとセカンドチームは、11月13日にMLBネットワークで放送されるMGMリワード主催の「MLBアウォード」で発表される。ハンク・アーロン賞、カムバック賞、マリアノ・リベラ&トレバー・ホフマン賞(年間最優秀リリーフ投手賞)、エドガー・マルティネス賞(年間最優秀指名打者賞)、そして年間最優秀エグゼクティブ賞の受賞者も同番組内で発表される。
11月13日(日本時間14日):ハンク・アーロン賞
各リーグで最も優れた攻撃力を発揮した選手に毎年贈られるハンク・アーロン賞の受賞者は、ファン投票と殿堂入り選手で構成される審査員団によって決定される。昨季はアーロン・ジャッジと大谷翔平がそれぞれのリーグでこの賞を受賞した。
11月13日(日本時間14日):カムバック賞
カムバック賞は、逆境を乗り越えてMLBで高いレベルのパフォーマンスを取り戻した各リーグの選手1名を表彰する賞だ。昨季、ア・リーグではギャレット・クローシェ(当時ホワイトソックス)が受賞し、ナ・リーグではブレーブスのクリス・セールがサイ・ヤング賞とダブル受賞した。
11月13日(日本時間14日):リベラ/ホフマン最優秀救援投手賞
2014年に創設されたこの賞は、殿堂入りクローザーのマリアノ・リベラとトレバー・ホフマンにちなんで名付けられ、各リーグの最優秀救援投手に贈られる。昨季はア・リーグではガーディアンズのエマニュエル・クラセ、ナ・リーグではカージナルスのライアン・ヘルスリーに贈られた。
11月13日(日本時間14日):エドガー・マルティネス賞(年間最優秀指名打者賞)
最優秀指名打者賞は、1973年にア・リーグで初めて指名打者制度が導入されて以来授与されており、2004年に5度の受賞で殿堂入りしたエドガー・マルティネスに敬意を表して改名された。大谷翔平は過去4シーズン連続でこの賞を受賞しており、2025年にも再び受賞する可能性が高い。
11月13日(日本時間14日):年間最優秀エグゼクティブ賞
この賞は今年はサンアントニオで開催されるGM会議で発表される。投票はポストシーズン開始前に終了するため、ポストシーズンの結果は考慮されない。昨季はブルワーズのマット・アーノルドGMが受賞した。
11月13日(日本時間14日):ハート&ハッスル賞
この賞はMLB選手OB会が主催し、OBと現役選手の投票によって選出される。この賞は「野球への情熱を示し、野球の価値観、精神、伝統を最もよく体現している」現役選手に贈られる。30チームからそれぞれ1名の候補者が選出され、その中から受賞者が選出される。受賞者はMLBネットワークの「ホットストーブ」で当日発表される予定だ。昨年の受賞者はロイヤルズの遊撃手、ボビー・ウィットJr.だった。
