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パイレーツ・スキーンズがトレードの噂を否定 「事実ではない」

2025.11.19 11:27 Wednesday

 満票でナショナル・リーグのサイ・ヤング賞を受賞してから1週間も経たないうちに、ポール・スキーンズ(パイレーツ)は『ダン・パトリック・ショー』に出演。最近浮上したトレードの噂について言及した。

 先週、NJアドバンスメディアのランディ・ミラーは、匿名のパイレーツのチームメイトの発言を引用し、「スキーンズが2029年シーズン終了後にフリーエージェント(FA)になるより前にヤンキースでプレーしたいと話しているのを聞いた」と報じた。しかし、スキーンズはただちにこの報道を否定。パトリックとのトークの中で、改めて否定した。

「数時間イライラしていたけど、気持ちを切り替えて(報道が出た)その日の夜遅くにメディアに話をした。仕方がないことだ。良いことも悪いことも、いずれ明らかになる。これは明らかに事実ではない」とスキーンズは語った。

 スキーンズはメジャー最初の2シーズンで55試合に先発し、防御率1.97、WHIP0.95を記録。2年連続でオールスターに選出され、昨季は新人王、今季はサイ・ヤング賞に輝いた。今季は187回2/3を投げ、防御率1.97をマーク。30人の投票者全員から1位票を獲得し、球団史上4人目となるサイ・ヤング賞に満票で選出された。

 スキーンズは間違いなくナ・リーグ最高の先発投手、そしてタイガースのタリック・スクーバルと並び、おそらくメジャー最高の先発投手として2026年シーズンを迎える。パイレーツはスキーンズがFAになるまで、あと4年保有することができ、スキーンズが年俸調停の権利を取得するのは来季終了後。パイレーツがスキーンズの放出を急ぐ理由は全くない。


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