韓国キウムの内野手ソン・ソンムンがポスティング制度でメジャー挑戦へ
2025.11.22 10:26 Saturday
直近2シーズンにわたり、韓国プロ野球で最も優れた打者の1人だった宋成文(ソン・ソンムン)が今オフ、メジャーリーグ移籍を目指している。
韓国プロ野球のキウム・ヒーローズは、米東部時間22日午前8時(日本時間22日午後10時)にソン・ソンムンをポスティング公示する予定だ。ポスティング申請が正式に完了したあと、ソン・ソンムンは米東部時間12月21日午後5時(日本時間22日午前7時)までにメジャー球団との契約を成立させる必要がある。期限までに合意できなかった場合、2026年シーズンもキウムでプレーすることになる。
29歳のソン・ソンムンは、2015年に10代で一軍デビューを果たしたが、本格的にブレイクするまでには時間を要した。2015~19年は合計226試合しか出場できず、兵役に就いたため、2020年シーズン全体と2021年シーズンの一部を欠場。復帰後、レギュラーとして起用されたものの、2022年と2023年のOPSはいずれも.700を下回った。
しかし、2024年についにブレイクを果たし、打率.340、19本塁打、104打点、21盗塁、出塁率.409、長打率.518の好成績をマーク。今季も引き続き活躍し、打率.315、26本塁打、90打点、25盗塁、OPS.917を記録した。
左打者のソン・ソンムンは、韓国プロ野球では主に三塁を守っていたが、一塁と二塁を守った経験もある。また、キウムでは金河成(キム・ハソン)、李政厚(イ・ジョンフ)、金慧成(キム・ヘソン)といった現役メジャーリーガーたちと一緒にプレーした経験もある。
