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オリオールズがクローザー確保 剛腕ヘルズリーと2年契約で合意

2025.11.30 06:33 Sunday

 オリオールズはクローザーのライアン・ヘルズリーと2年2800万ドル(約42億円)の契約を結ぶことで合意に至ったようだ。MLB.comのマーク・フェインサンドが関係者から情報を得た。今回の契約には1年目終了後のオプトアウト権が含まれているという。なお、球団からの正式発表はまだ行われておらず、身体検査の結果待ちとなっている。

 ヘルズリーは1年前、ナショナル・リーグの最優秀救援投手を表彰するトレバー・ホフマン賞を受賞し、オールMLBのファーストチームに選出された。さらに、オールスターにも選出され、サイ・ヤング賞投票でもポイントを獲得。どちらも2022~24年の3年間で2度目のことだった。2024年はカージナルスで65試合に登板し、53度のセーブ機会で49セーブを記録。66回1/3を投げ、防御率2.04、79三振の好成績を残した。

 この活躍は、ヘルズリーの3年間にわたる支配的なパフォーマンスの締めくくりとなった。2023年は右前腕痛で戦列を離れた時期があったものの、2022~24年の3年間、健康時には素晴らしい活躍を見せ、合計82セーブ、防御率1.83、9イニングあたり12.08三振を記録。相手打者を打率.172、OPS.505に封じ込めた。

 今季は序盤からやや安定感を欠いたが、31歳の誕生日直後、トレード期限の直前にメッツへ移籍する頃には、すっかり本来の調子を取り戻しているように見えた。カージナルスでの最終11登板のうち10試合を無失点に抑え、カージナルスでは36試合に登板して21セーブ、防御率3.00をマークした。

 ところが、フリーエージェント(FA)を控えていたヘルズリーにとって残念なことに、メッツ移籍は良い結果にはつながらなかった。移籍後4度のセーブ機会をすべて失敗し、22試合の登板で0勝3敗、1ホールド、防御率7.20と全く貢献できず。メッツは惜しくもポストシーズン進出を逃した。メッツ移籍後は20イニングで25安打、11四球、20失点(自責点16)。シーズントータルの防御率も4.50まで悪化した。

 メッツ移籍後、苦戦が続いたヘルズリーだが、「明らかにクセが盗まれている」と語り、修正に取り組もうとしていた。その成果が出たのか、最終6登板、合計7イニングを無失点に抑えてシーズンを終えた。

 プロ入りは2015年で、ドラフト5巡目指名を受けてオクラホマ州のノースイースタン州立大学からカージナルスに入団。2019年にメジャーデビューを果たし、7年間のメジャー生活で通算319回2/3を投げて105セーブ、防御率2.96、377三振を記録している。

 オリオールズはクローザーのフェリックス・バティースタが8月に肩の手術を受けて長期離脱が決まっており、今オフはブルペンの補強が急務に。一時は先発転向の可能性も取り沙汰されたヘルズリーだが、来季全休の可能性もあるバティースタの代わりに守護神を務めることになりそうだ。


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