レイズの21歳有望株アイザックが脳の手術を受けたことを公表
2025.12.1 08:56 Monday
レイズの有望株ゼイビアー・アイザックは28日(日本時間29日)、夏に「命を救う」脳の手術を受けていたことを公表した。
アイザックはインスタグラムの投稿の中で、7月に脳スキャンを受け、それが「人生で最も恐ろしい瞬間」となり、手術によりシーズンを終えることになったと明かした。MLBパイプラインの球団別有望株ランキングで5位にランクインしている21歳の一塁手は、脳スキャンを受けた理由について「単なる脱水症状だと思っていた」と記している。
脳手術の目的については明らかにしなかったが、「完全に回復した」と復活を宣言。2022年ドラフト1巡目指名の一塁手はここ最近、レイズのマイナー選手向けの打撃キャンプに参加しており、来春のスプリングトレーニングには間に合う見込みだ。
シーズン中、球団に対しては自身の状態に関する詳細を公表しないように要請していた。今季のアイザックはスプリングトレーニングで肘を負傷し、マイナー2Aで41試合に出場しただけ。最後の出場は6月25日で、7月以降は完全に欠場した。
インスタグラムの投稿から数時間以内に、ジュニオール・カミネロ、ジョシュ・ロウ、カーソン・ウィリアムスといったレイズのチームメイト、ロマン・アンソニー(レッドソックス)、マックス・クラーク(タイガース)、テルマー・ジョンソン(パイレーツ)といった他球団の有望株たちがコメントを投稿し、アイザックへのサポートを表明した。
アイザックは「X is Back」(Xは復活する)という言葉で投稿を締めくくった。
