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レッドソックスがさらなる先発補強 トレードで右腕オビエドを獲得

2025.12.5 10:15 Friday

 レッドソックスがさらなる先発補強に動いた。4日(日本時間5日)、MLB.comのマーク・フェインサンドが関係者から得た情報によると、パイレーツとの間で5選手が絡むトレードを成立させ、右腕ヨハン・オビエドの獲得に成功した。

 レッドソックスは外野手ジョスティンソン・ガルシア(メジャー全体85位の有望株)と右腕ヘスス・トラビエソをパイレーツに放出し、オビエドのほかに2人の若手選手(左腕タイラー・サマニエゴと捕手アドニス・グーズマン)を獲得する。

 カージナルスとのトレードでベテラン右腕ソニー・グレイを獲得したばかりのレッドソックスにとって、今オフの先発補強第2弾となる。なお、まだ両球団から正式発表は行われていない。

◆トレードの詳細
レッドソックス獲得:右腕ヨハン・オビエド、左腕タイラー・サマニエゴ、捕手アドニス・グーズマン
パイレーツ獲得:外野手ジョスティンソン・ガルシア、右腕ヘスス・トラビエソ

 27歳のオビエドはメジャー4年目の2023年にパイレーツの先発ローテーションに定着。32試合に先発して177回2/3を投げ、1完封を含む9勝14敗、防御率4.31、158三振をマークした。

 しかし、トミー・ジョン手術の影響で2024年シーズンを全休。今季は右広背筋を痛めて開幕から長期離脱したため、わずか9試合の先発に終わったが、40回1/3を投げて2勝1敗、防御率3.57、42三振と復帰後のパフォーマンスはまずまずだった。

 メジャーでの5シーズンで通算81試合(うち67先発)に登板して361イニングを投げ、15勝26敗、防御率4.24、321三振を記録。新天地レッドソックスでは先発ローテーション候補の1人として、スプリングトレーニングで開幕ローテーションの座を争うことになりそうだ。なお、フリーエージェント(FA)になるのは2027年シーズン終了後のため、レッドソックスは少なくともあと2年保有できる。


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