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ツインズは主力3選手を放出しない意向か 2026年も勝負へ

2025.12.6 09:40 Saturday

 今夏のトレードデッドラインでは10人の選手を放出し、今オフもさらなる解体を予想されていたツインズ。先発右腕ジョー・ライアン、パブロ・ロペス、そして生え抜きスター外野手のバイロン・バクストンは有力なトレード候補と取り沙汰されていたが、放出の可能性は低いかもしれない。

 ジ・アスレチック(有料記事)のケン・ローゼンタール記者によれば、ツインズはバクストン、ライアン、ロペスの3選手を今冬にトレードする予定はないという。むしろ、2026年に向け、これらの主力選手を中心にチームを構築したいと考えているようだ。

 「ライアン、バクストン、ロペスに興味を持つライバルチームは、常にハイレベルな選手を獲得しようとするため、彼らの獲得に引き続き圧力をかけることはほぼ確実だ」とローゼンタール記者。さらに「ツインズはそのような立場にあるクラブとして当然の義務として、彼らのオファーに耳を傾けるだろう。しかし、3人のうち誰かがトレードされるには、おそらく圧倒的なオファーが必要になるだろう」と記している。

 混戦が予想されるア・リーグ中地区において、ツインズはもしその3選手をキープできれば、プレーオフ候補になれる実力を持っている。ライアン、ロペスの2本柱が残留すれば、先発ローテは地区やリーグでも屈指の陣容となる可能性を秘める。そしてバクストンを中心に据える野手陣も、有望株ルーク・キーシャルや、大砲マット・ウォールナーなど成長に期待できる選手も多い。

 2026年の勝負を見据えるならば、補強ポイントはブルペン陣、一塁手、そして若手がレギュラーとして起用予定の内野の層を底上げできるベテランになるだろう。


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