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ヤンキースとカブスがビシェット獲得に向けて二塁手放出を検討か

2026.1.2 11:34 Friday

 ニューヨーク・ポストのジョン・ヘイマン記者によると、ヤンキースは正二塁手ジャズ・チザムJr.へのトレードの問い合わせを受け付けているようだ。また、カブスも正二塁手ニコ・ホーナーに関して同様の動きを見せているという。

 なぜ両球団は正二塁手の放出を検討しているのだろうか。これにはフリーエージェント(FA)市場にまだボー・ビシェットが残っていることが影響しているとみられる。ヘイマン記者はヤンキースとカブスがビシェット獲得に興味を示していることを報じている。

 もしヤンキースがチザムJr.を放出すれば、ビシェット獲得に向けて二塁のポジションを空けることができる。カブスの場合も同様だ。一方、ブルージェイズで強打の遊撃手として活躍してきたビシェットも二塁へのコンバートに前向きな姿勢を示していることが報じられている。チザムJr.とホーナーはともに1年後にFAとなるため、両球団はFAまで残り1年の正二塁手をビシェットに置き換えることを検討しているのだろう。

 ヘイマン記者によると、現時点で少なくとも5球団がビシェット獲得に興味を示しており、その中にはヤンキース、カブスのほかにドジャースも含まれているようだ。ドジャースは遊撃にムーキー・ベッツがいるため、ビシェットを獲得した場合は二塁手としての起用が確実。2025年に打率.311、18本塁打、94打点、OPS.840を記録したビシェットが加入すれば、ワールドシリーズ3連覇を目指すドジャースの強力打線はさらに強化される。

 ワールドシリーズでドジャースに敗れたブルージェイズはビシェットの引き留めを目指しており、依然として争奪戦に加わっているとみられる。また、レッドソックスもアレックス・ブレグマンの引き留めに失敗した際には「プランB」としてビシェット獲得を狙う可能性がある。

 ビシェットはブルージェイズに残留する場合も二塁へコンバートされることになるかもしれない。2025年の守備指標OAAは-13と低迷し、もはや各球団はビシェットを遊撃手とみなしていないのが実情だ。ブルージェイズはワールドシリーズでアンドレス・ヒメネスを二塁から遊撃に回し、ケガの不安を抱えるビシェットを二塁に置いていたが、ビシェットが残留した場合、2026年シーズンもその布陣で戦う可能性が高い。

 強打の遊撃手ではなく、強打の二塁手をめぐる争いとなりつつあるビシェットの争奪戦。レギュラーシーズン最後の1カ月を欠場しながらもメジャー2位タイの181安打を放った安打製造機を手に入れるのは、いったいどのチームだろうか。


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