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フィリーズがビシェット獲得に興味 強力打線がさらに強化される可能性

2026.1.4 10:16 Sunday

 ブルージェイズからフリーエージェント(FA)となった強打の遊撃手ボー・ビシェットをめぐる市場が拡大しているようだ。MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は「ビシェット獲得に興味を持つビッグマーケット球団(=資金力が豊富な球団)の1つ」としてフィリーズの名前を挙げている。

 これまで主に遊撃手としてプレーしてきたビシェットだが、遊撃手としての守備力が不安視される中、二塁へのコンバートに前向きな姿勢を示していることが報じられている。これにより二塁手の補強を目指しているチームもビシェット争奪戦に加わることが可能になり、ビシェットをめぐる市場が拡大する要因となっている。

 27歳のビシェットは2024年に極度の打撃不振に陥り、81試合の出場で打率.225、4本塁打、OPS.599に終わった。しかし、2025年は見事に復活を遂げ、レギュラーシーズン最後の1カ月を欠場したにもかかわらず、メジャー2位タイの181安打を記録。139試合に出場して打率.311、18本塁打、94打点、OPS.840の好成績をマークし、ドジャースとのワールドシリーズでも打率.348、1本塁打、6打点、OPS.922と存在感を示した。

 ビシェットには少なくとも5球団が興味を示していることが報じられており、再契約を目指すブルージェイズのほか、ヤンキース、カブス、ドジャース、レッドソックスの名前が挙げられていた。この争奪戦にフィリーズも加わっているとみられる。

 フィリーズは現在、ブライソン・ストットとトレイ・ターナーが二遊間コンビを形成している。ストットは堅実なレギュラーであり、特に守備・走塁面での貢献度が高い選手だが、ビシェットが加入すれば、二塁手の打撃力は明確なアップグレードとなり、すでに強力なフィリーズ打線がさらに強化されることになる。

 ビシェットは2025年のレギュラーシーズン終盤に左膝を痛め、ワイルドカードシリーズからリーグ優勝決定シリーズまで欠場を強いられた。ドジャースとのワールドシリーズで復帰し、本職の遊撃ではなく、メジャーでは初めてとなる二塁の守備に就き、慣れないポジションに見事に適応していた。遊撃手としての守備力が不安視される中、二塁手としてプレーできる可能性を示したことはFA市場で好条件の契約を得るためにポジティブな要素となっている。

 岡本和真を獲得したブルージェイズも「ビシェットとの再契約を諦めたわけではない」とみられており、フィリーズの参戦によりビシェット争奪戦はさらに白熱していきそうだ。


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