オリオールズがビッグ・クリスマスを獲得 外野手ノエルをクレーム
2026.1.6 10:09 Tuesday
クリスマスシーズンはもう終わったものの、オリオールズは“ビッグ・クリスマス”をチームに加えた。
オリオールズはガーディアンズから外野手ジョンケンジー・ノエルをウエーバー経由で獲得(クレーム)。12月17日(日本時間18日)にガーディアンズからDFA(40人枠から外す措置)されていた24歳の元有望株は、失意のまま終わった2025年から新天地で再起を図る。
フランス語で「クリスマス」の意味を持つ苗字から名付けられた球界最高のニックネームの持ち主は、ガーディアンズで2024年に華々しくデビュー。くしくも新天地となるボルティモアのカムデンヤーズにて、メジャー初打席でグレイソン・ロドリゲス(現エンゼルス)から本塁打を放った。
2024年のレギュラーシーズンは67試合で打率.218、OPS.774、13本塁打、28打点を記録。そして、その年のア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦で、九回2死から起死回生の同点2ランを放ったことで、一躍人気選手となった。
しかし、ノエルは昨季、ルーキーイヤーの活躍を継続できなかった。69試合で打率.162、OPS.480、6本塁打、13打点と不振に陥り、夏場には3Aへ2度降格した。ノエルは3Aで61試合に出場し、打率.273、OPS.831、12本塁打、39打点を記録した。
オリオールズでは、ノエルは新監督クレイグ・アルバーナズと再会する。アルバーナズはガーディアンズではスティーブン・ボート監督の右腕として仕え、2024年にはベンチコーチ、2025年には助監督を歴任した。
オリオールズは今オフ、右打者の補強を進めている。一塁手ピート・アロンソと5年1億5500万ドル(約242億円)で契約し、外野手テイラー・ウォードをエンゼルスからトレードで獲得した。
ノエルを獲得する前から、オリオールズの外野陣は既に人材が集中していた。新加入のウォード、ベテランのタイラー・オニール、そして2年目のディラン・ビーバーズが出場機会の大半を得ると予想されている。それに加え、40人枠にはユーティリティのジェレマイア・ジャクソン、かつての超有望株ヘストン・キースタッドがいる。
しかし、オリオールズがノエルにチャンスを与えるのは理に適っている。特に旧知の間柄であるアルバーナズ新監督が、“ビッグ・クリスマス”の複調を助けられるならばなおさらだ。ノエルは2月中旬から始まるスプリングトレーニングでチーム定着のチャンスを得るだろう。また、オリオールズはノエル獲得に伴い、右腕ジョージ・ソリアーノをDFAしている。
