ベリンジャー争奪戦が激化 3つの古巣球団が興味を示す
2026.1.6 10:30 Tuesday
外野手コディ・ベリンジャーの今オフ、多くの噂の対象となってきた。多くの憶測が飛び交った後、ついに入札合戦が始まるかも知れない。
今週、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は、ベリンジャーがニューヨークに留まり、古巣ヤンキースもしくはメッツと契約するのが有力であること、そしてカブス、ドジャース、ジャイアンツも争奪戦に加わっていることを報じた。
4日(日本時間5日)には、同記者によって、カブスがベリンジャー争奪戦だけでなく、三塁手アレックス・ブレグマン、遊撃手ボー・ビシェットらにも興味を示していることが報じられた。また、同日にニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマン記者が、ヤンキースがベリンジャーに対して2度目の正式オファーを行ったと報じた。
現段階では何も合意に近づいていないが、そのオファーはベリンジャー争奪戦が終わりに近づいていることを示していると思うのも無理はない。シャーマン記者の報道の前には、ジ・アスレチックのクリス・キーシュナー記者とケン・ローゼンタール記者が、ヤンキースがフレディー・ペラルタ(ブルワーズ)とエドワード・カブレラ(マーリンズ)の両先発右腕のトレードに興味を示していると報じられた。これは、ブロンクスから流れた数週間ぶりの本格的な噂だった。
今オフの市場で最も優れた外野手はカイル・タッカーだが、より争奪戦が激化しているのはベリンジャーの方だ。タッカーに比べて手頃な価格帯に収まると予想され、10年目を迎える今季の時点でまだ30歳と若い。そして、2020-22年のドジャース在籍時に陥った極端な不振から、目に見える転機を迎えている。カブス(2023-24年)、ヤンキース(2025年)に在籍した過去3シーズンでは、ベリンジャーは平均24本塁打、91打点を記録。3シーズン通算で打率.281、出塁率.338、長打率.477、OPS+125を記録している。ベリンジャーの市場価値がタッカーの市場価値に与える影響を考えれば、ベリンジャー争奪戦の滞りが、タッカー争奪戦が加熱しない遠因という可能性はある。
ベリンジャーとカブス、そして他の球団との交渉については、ほとんど情報が明らかになっていない。とはいえ、タッカーとの再契約を見送る可能性が高いカブスが、現段階で興味を示している大物FAと複数の長期契約を締結する意思があるかどうかは疑問が残る。
