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ブレーブスがブルペンをさらに強化 右腕キンリーと再契約を結ぶ

2026.1.11 09:24 Sunday

 ブレーブスが昨年11月にタイラー・キンリーの年俸550万ドル(約8億2500万円)のオプションを破棄したことは、財務上の健全な判断であったことが証明された。なぜなら、それを下回る金額で再契約を結ぶことができたからだ。

 10日(日本時間11日)、ブレーブスはキンリーとの再契約に合意し、1年425万ドル(約6億3750万円)の契約を結んだ。右投げのリリーフ投手であるキンリーは、今季の年俸として300万ドル(約4億5000万円)を受け取る。来季の年俸550万ドル(約8億2500万円)のオプションは球団側に選択権があり、破棄される場合には125万ドル(約1億8750万円)のバイアウト(契約解除料)が支払われる。

 キンリーは昨年7月末にロッキーズからトレードで加入したあと、ブレーブスの主力リリーフ投手の1人として活躍したため、オプション破棄というブレーブスの決断には周囲から驚きの声も上がった。なお、ブレーブスは右腕ピアース・ジョンソンの年俸700万ドル(約10億5000万円)のオプションも破棄している。

 これらのオプション破棄によって浮いた資金の一部はブルペン補強に充てられ、ライセル・イグレシアス、ロベルト・スアレスという2人の実績あるクローザーと契約するのに役立った。破棄したオプションを下回る金額でキンリーとの再契約が成立したことにより、ブレーブスの財務上の判断はさらに価値が高まったと言えるだろう。

 キンリーは投手に圧倒的不利な環境であるクアーズフィールドを離れて成績を好転させた選手の1人である。

 昨夏、ブレーブスは明らかに売り手のような立ち位置だったものの、34歳のキンリーをロッキーズから獲得するという意外な動きに出た。移籍前は49試合に登板して防御率5.66と苦しんでいたが、移籍後は24試合に登板して防御率0.72(FIP2.74)と成績を大きく向上させた。

 今季のブレーブスのブルペンは、イグレシアスとスアレスが強力な2トップを形成する。もしキンリーが昨季の移籍後の好調を維持できれば、左腕ディラン・リーとともに2トップまでつなぐセットアッパーの役割を担うことになりそうだ。不安定さが目立つデイスベル・ヘルナンデスが制球力の問題を解決できれば、ブレーブスの勝ちパターンの継投はさらに強化されることになるだろう。


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