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タッカーがドジャースと契約合意か 4年2億4000万ドル(約380億)

2026.1.16 12:24 Friday

 15日(日本時間16日)、フリーエージェント(FA)市場のNo.1選手カイル・タッカーがドジャースと契約に合意したと、ESPNのジェフ・パッサン記者が報じた。契約規模は4年2億4000万ドル(約380億円)で、契約2年目と3年目の終了後にオプトアウト権(契約破棄条項)が含まれていると、ファンサイデッドのロバート・マレー記者が報じている。さらにパッサン記者によれば、6400万ドル(約101億円)がサインボーナスとして支払われ、契約の内3000万ドル(約47億円)が繰延払いで支払われる。繰延払いを含むため、ぜいたく税の計算に用いられる現在価値を加味したAAV(=Average Annual Value)は5710万ドル(約90億円)となる。

 タッカー争奪戦は大詰めに差し掛かり、今週中にも決着するとの見方が多かった。タッカー争奪戦の「ファイナリスト」はブルージェイズ、メッツ、ドジャースと言われており、その内、ブルージェイズのみが10年規模の長期契約に前向きだと同記者は報じていた。一方、メッツとドジャースは短期契約を狙い、メッツは年平均5000万ドル(約80億円)の4年契約をオファーしたと報じられていた。

 タッカーを射止めたのはドジャースだった。ドジャースはメッツを上回る年平均6000万ドルの4年契約を提示。契約2年目と3年目の終了後にはオプトアウト権(契約破棄条項)が含まれている。タッカーは30歳で再びFA市場に出て、さらなる大型契約を目指す可能性がある。

 17日(同18日)に29歳を迎えるタッカーは昨季、カブスで136試合に出場して打率.266、出塁率.377、OPS.841、22本塁打、25盗塁をマーク。走攻守の総合力が持ち味で、2021年以降、タッカーは総合指標fWAR23.4を残している。これは、同期間のMLBでも10番目の高水準で、外野手としてはアーロン・ジャッジとフアン・ソトに次ぐ数字だ。

 クローザーのエドウィン・ディアスと3年契約、内野の控えミゲル・ロハスと再契約、さらに内野手アンディ・イバニェスと1年契約を結ぶなど、弱点を埋める堅実な補強に動いていたドジャースが、またしても大物を獲得した。タッカーの本職はライトで、長年安定した守備力を示している。ドジャースは守備に不安のあるテオスカー・ヘルナンデスをレフトに回すことで、チームの攻撃力・守備力の両面を強化できる可能性がある。

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