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レンジャーズがブルペン補強 右腕ジュニスと1年契約で合意

2026.1.19 10:03 Monday

 レンジャーズのブルペン再建が続いている。

 18日(日本時間19日)、MLB.comのマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報によると、レンジャーズは右腕ジェイコブ・ジュニスと1年400万ドル(約6億円)の契約を結ぶことで合意に至ったようだ。なお、球団からの正式発表はまだ行われていない。

 昨季ガーディアンズでプレーしたジュニスは今オフ、自身4度目のフリーエージェント(FA)となっていたが、1度も先発しなかったシーズンのあとにFAとなったのは今回が初めてだった。シーズンが進むにつれて、ガーディアンズがジュニスに寄せる信頼は高まっていき、ジュニスは66回2/3を投げて防御率2.97という好成績でチームからの信頼に応えた。2023年シーズン終了時点での通算防御率は4.64に過ぎなかったが、過去2年間は失点阻止の部分で優れた成績を収めており、合計133回2/3を投げて防御率2.83をマークしている。

 ジュニスのベストピッチはスライダーで、投球割合は2024年が45.2%、昨季が44.5%と全投球の半分近くを占めている。昨季、ジュニスのスライダーは被打率.238、空振り率31.4%を記録。グラブ方向への変化量が12.4インチ(約31.5センチ)あり、平均より7.8インチ(約19.8センチ)も大きく、スイーパーのような役割を果たしている。

 昨季、ジュニスの投球レパートリーは大きく変化し、チェンジアップの投球割合は2024年の8.7%から20%まで上昇した。カール・ウィリス投手コーチを中心に、ガーディアンズのスタッフ陣がジュニスにチェンジアップを多く投げさせるという戦略は、最終的に正しかったことが証明された。33歳のジュニスはチェンジアップで終わった60打数で15個の三振を奪い、打たれた長打はわずか3本、本塁打は1本も許さなかった。

 一方、速球系のボールはあまりいい結果ではなかった。シンカーは被打率.353と打ち込まれ、フォーシームも被長打率.625と痛打を浴びた。しかし、スタンドまで運ばれるケースは少なく、どちらの球種も被本塁打は1本だけにとどめた。

 キャリアが進む中で、注目すべきはジュニスの球速が落ちていることだろう。フォーシームの平均球速は2024年の92.5マイル(約149キロ)から91.2マイル(約147キロ)に低下。シンカーも91.9マイル(約148キロ)から91.1マイル(約147キロ)に落ちた。2023年には9イニングあたり10個の三振を奪っていたが、過去2年間は7.1個にとどまっている。

 レンジャーズは2年連続でブルペンのほぼ全面的な再構築を余儀なくされており、今オフはクリス・マーティンと再契約を結んだほか、タイラー・アレクサンダー、アレクシス・ディアス、カーター・バウムラーが加入。そこにジュニスも加わった。しかし、誰が勝ちパターンの継投を担うことになるかはまだわからない。昨季、レンジャーズのブルペンは66度のセーブ機会中37度しか成功しなかったが、チーム全体の救援防御率は3.62とまずまずの数字を残していた。


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