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ベリンジャー争奪戦は1週間以内に決着か 少なくとも4球団の争い

2026.1.21 11:29 Wednesday

 フリーエージェント(FA)市場に残る選手の中で最大の大物野手であるコディ・ベリンジャーをめぐる市場がヒートアップしているようだ。

 ジ・アスレチックのケン・ローゼンタール記者は、ドジャース時代の2019年にMVPを受賞したベリンジャーについて「1週間以内に決断を下すだろう」との見解を示した。今オフの最優先事項としてベリンジャーとの再契約を目指すヤンキースが最有力候補と目される中、ローゼンタール記者はヤンキースの対抗馬としてカイル・タッカー争奪戦に敗れた2チーム、メッツとブルージェイズの名前を挙げている。

 また、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者によると、ヤンキース、メッツのほかに2チームがベリンジャー獲得に興味を示しているようだ。ローゼンタール記者とヘイマン記者の情報を合わせて考えると、ヤンキース、メッツ、ブルージェイズのほかに少なくとも1チームがベリンジャー争奪戦に加わっていることになる。

 ジ・アスレチックのブレンダン・カティ記者は、ヤンキースがベリンジャーに対して5年1億6000万ドル(約240億円)の大型契約をすでに提示していることを報じている。このオファーには2年目終了時と3年目終了時のオプトアウト(契約破棄)権も含まれているようだ。しかし、ベリンジャー陣営は7年契約を希望しており、契約年数の折り合いがつかないことが交渉難航の原因となっている。

 メッツやブルージェイズにヤンキースを上回る条件を提示する意思があるかどうかは不透明だ。元メッツGMのスティーブ・フィリップス氏が指摘するように、今オフのメッツは長期契約を敬遠し、短期契約で大物選手を獲得することを優先している。ボー・ビシェットとの3年契約はその象徴と言えるだろう(タッカーにも4年契約を提示していた)。よって、メッツがベリンジャーの希望通りに7年契約をオファーする可能性は極めて低いと思われる。

 ベリンジャーに7年契約をオファーするチームがあるとすれば、それはブルージェイズだろう。今オフのブルージェイズは不良債権化のリスクがある長期契約を厭わず、昨年11月に先発右腕のディラン・シースと7年契約を締結。ドジャースに敗れたものの、タッカー争奪戦では10年契約を提示していたことが明らかになっている。タッカー獲得用の予算を使い、ベリンジャーに対してヤンキースを上回る条件を提示しても不思議ではない。

 まもなく決着を迎えようとしているベリンジャー争奪戦。再契約を目指して5年契約をオファーしているヤンキースを上回る条件を提示するチームは現れるのだろうか。


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