タイガースが先発補強を模索 ニック・マルティネスも候補に
2026.1.24 10:27 Saturday
2年連続サイ・ヤング賞の絶対的エース、タリック・スクーバルに関するトレードの噂が絶えないタイガースだが、今季も引き続きポストシーズン進出を目指しており、シーズン開幕前にエース左腕を放出する可能性は低いとみられている。そんな中、スクーバルが牽引するローテーションを強化するために、先発投手の補強を検討しているようだ。
地元紙「デトロイト・フリー・プレス」の報道によると、タイガースはニック・マルティネス、クリス・バシット、ルーカス・ジオリト、ホゼ・キンタナといった実績のある先発投手に興味を示しているという(キンタナのみ左腕、ほかの3人は右腕)。そして、タイガースに最もフィットする可能性のある投手として、球界屈指のスイングマン(=谷間の先発とロングリリーフを兼任する投手)であるマルティネスの名前を挙げた。
現時点では、タイガースの先発ローテーションはスクーバル、ジャック・フラハティ、ケーシー・マイズ、リース・オルソンが1~4番手に入り、5番手は日本と韓国を経て「逆輸入」されたドリュー・アンダーソンが務める見込み。ほかにもトロイ・メルトン、タイ・マッデン、トミー・ジョン手術からの復帰を目指すジャクソン・ジョーブといった若手投手がおり、先発投手の層は決して薄くない。ジョーブが復帰したときに先発投手が余ってしまうことを考えると、様々な起用法に対応できるマルティネスを獲得するのが理想的と言えそうだ。
35歳のマルティネスは2014年にレンジャーズでメジャーデビューし、4年間プレーしたあと、2018~21年は日本球界へ活躍の場を移した。2022年にパドレスでメジャー復帰を果たし、2024年からレッズへ移籍。この年、自身初の2ケタ勝利をマークすると、昨季は先発で26試合、リリーフで14試合に登板し、自己最多の165回2/3を投げて11勝14敗、5ホールド、防御率4.45を記録した。チーム状況に合わせ、先発もリリーフもこなせるのが最大の魅力だ。
比較的静かなオフシーズンを過ごしているタイガースだが、3年連続のポストシーズン進出に向けて、先発補強を実現させることはできるだろうか。
