ヤンキースがゴールドシュミットと再契約へ 1年契約で合意
2026.2.7 09:42 Saturday
6日(日本時間7日)、MLB.comのマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報によると、ヤンキースはベテラン一塁手のポール・ゴールドシュミットと再契約(1年契約)を結ぶことで合意したようだ。なお、球団からの正式発表はまだ行われていない。
38歳のゴールドシュミットは15年間の輝かしいキャリアを歩んできた。オールスターに7度選出され、一塁手としてシルバースラッガー賞を5度、ゴールドグラブ賞を4度受賞。カージナルス時代の2022年にはナ・リーグMVPに輝いた。昨季終了時点で、通算477二塁打と1232打点は現役2位、372本塁打と1280得点は同3位、2190安打は同4位にランクイン。ベースボールリファレンスが算出する総合指標WAR(63.8)も現役野手で4位の数字を記録している。
また、2014年に死球を受けて手を骨折したのを最後に、11シーズン連続(2015~25年)で負傷者リスト入りしていない。2015年以降の1611試合出場はメジャー最多であり、短縮シーズンの2020年を除くと、2015年以降では昨季の145試合が最も少なかった。
ただし、ゴールドシュミットはMVPに輝いた2022年以降、同レベルのパフォーマンスを維持することができていない。特に過去2年間は大きく数字を落としており、カージナルスでの最後のシーズンとなった2024年はOPS.716、OPS+100(ちょうど平均)、WAR1.3(ベースボールリファレンス版)と平凡な成績に終わった。1年契約でヤンキースに加わった昨季も復調できず、OPS.731、OPS+104、WAR1.2(ベースボールリファレンス版)にとどまった。
さらに、昨季は調子の波も大きかった。5月まではOPS.889の好成績を残していたが、それ以降はOPS.610と急失速。左腕に対してOPS.981と打ちまくった一方、対右腕はOPS.619と苦戦した。また、ロードではOPS.842とよく打ったが、ヤンキースタジアムではOPS.606と思うような結果を残せなかった。
ゴールドシュミットはコンタクトを重視するために、いくらかのパワーを犠牲にしているようにも見えた。昨季の平均打球速度やハードヒット率はキャリアの中でも低い部類だったが、その一方で空振り率や三振率は向上。前年より打席数が100以上減少したことを考慮する必要はあるが、三振は前年の173から100まで減り、それに伴って本塁打も22本から10本まで激減し、6月19日以降はわずか2本しか打てなかった。今季、復調を遂げるためには、何らかの修正が必要になりそうだ。
