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ナショナルズが先発補強 ベテラン右腕マイコラスと1年契約

2026.2.12 09:45 Thursday

 スプリングトレーニング初日、ナショナルズのポール・トボーニ編成本部長は若いチームに経験豊富な先発投手を加える可能性について質問され、「積極的に検討している」と話していた。そして11日(日本時間12日)、ナショナルズは37歳のベテラン右腕マイルズ・マイコラスと1年契約を結んだことを発表。マイコラスの加入に伴い、左腕DJ・ハーズが60日間の負傷者リストに登録された。

 ナショナルズは先月、エースのマッケンジー・ゴアをトレードでレンジャーズへ放出。キャンプインの時点ではジェイク・アービン、ケイド・カバリ、フォスター・グリフィン、ブラッド・ロード、ミッチェル・パーカーが開幕ローテーション候補だった。トミー・ジョン手術から戻ってくるジョザイア・グレイも開幕ローテーション入りを目指している。また、ベテラン右腕トレバー・ウィリアムスは昨季途中に右肘の手術を受け、現在は60日間の負傷者リストに登録されている。

 ブレイク・ビュテラ新監督は先発投手に求めるものについて「一貫性だ」と語った。「シーズンは長いから調子の浮き沈みもある。パフォーマンス面でずっと同じ状態を維持できる選手はいない。だからこそ一貫性が重要なんだ」というのが指揮官の考え方。4年連続で30試合以上に先発しているマイコラスは、ビュテラ監督の考え方に合致する投手と言えるだろう。

 4年連続で30試合以上に先発している投手は、マイコラスのほかにディラン・シース、ケビン・ゴーズマン、ローガン・ウェブの3人だけ。2018年以降、200試合以上に先発している投手は、マイコラスを含めて12人しかいない。昨季のナショナルズは先発投手の投球イニングがメジャーで3番目に少なかったが、高い耐久性を持つマイコラスにはイニングイーターとしての働きを期待できる。

 マイコラスにとって、ナショナルズはメジャーで4つ目の所属チームとなる。昨季はカージナルスで31試合に先発して156回1/3を投げ、8勝11敗、防御率4.84、100三振を記録。日本プロ野球で大きな成長を遂げた投手の1人で、4年ぶりのメジャー復帰を果たした2018年はいきなり18勝を挙げて最多勝のタイトルを獲得し、12勝13敗、防御率3.29をマークした2022年には4年ぶり2度目のオールスター選出を果たした。

 ナショナルズの本拠地ナショナルズパークと相性が良く、通算7試合(うち6先発)に登板して38回2/3を投げ、5勝2敗、防御率2.79、被本塁打わずか2本という好成績を残している。経験豊富なベテラン右腕の加入は、ナショナルズ先発陣にとって、大きな助けとなりそうだ。


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