レイズの救援右腕ウセタ 右肩痛でワールドベースボールクラシック欠場が濃厚に
2026.2.19 10:03 Thursday
レイズの勝ちパターンを担う右腕エドウィン・ウセタは右肩痛のため、ドミニカ共和国代表として選出されているワールドベースボールクラシックを欠場することになりそうだ。ケビン・キャッシュ監督は15日(日本時間16日)、ウセタがキャンプ地に到着したあと、右肩の痛みを訴えたことを明かした。なお、レイズはウセタがレギュラーシーズン開幕に間に合うことを期待している。
ウセタは「難しい決断だったが、レギュラーシーズンに向けて準備を整えるためには、この決断をせざるを得なかった。国を代表して戦うことができないのはとても残念だが、シーズン開幕に向けて、こうしなければならなかった」と通訳のケビン・ベラ氏を通してコメントした。
ウセタは母国のドミニカ共和国で、レイズのブルペンコーチを務めるホルヘ・モンカダが見守る中、投球練習を続けてきた。しかし先月、アリゾナで行われる年俸調停の公聴会に出席する必要があり、1週間ほど休暇を取った。ウセタによると、ドミニカ共和国に戻り、投球練習を再開した頃から違和感を覚えるようになったという。ただし、13日(同14日)の時点では少なくともキャッチボールはできる状態だった。
キャッシュ監督は「もし彼が100%の状態ではないと言うのなら、彼をチームにとどめ、治療をして、急いで調整を進めるのではなく、彼のペースで進めさせることが最も理にかなっていると思う。彼はチームにとって、そしてブルペンにとって、非常に大切な存在だからね」と語った。
もしウセタがスター揃いのドミニカ共和国代表としてプレーするのであれば、3月3~4日にサントドミンゴで行われる練習試合のために、あと2週間ほどでキャンプを離脱しなければならなかった。ドミニカ共和国代表は3月6日(同7日)に1次ラウンドの初戦を迎える予定だ。
ワールドベースボールクラシックに間に合わせるためには、例年より早い調整が必要となる。たとえば、ウセタと同じくレイズのブルペンの一角を担うグリフィン・ジャックスとギャレット・クレビンジャーはアメリカ代表としてワールドベースボールクラシックに出場予定だ。レイズはこれまで、キャンプ序盤のこれだけ早い時期に、主力のリリーフ投手をライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板させることはなかったが、この両投手は先週末の時点でライブBPの登板を済ませている。
ウセタはコンディションを整えるため、数日間はノースロー調整を行う予定だという。「急ぐつもりはない」と慎重な姿勢を維持しつつも、レギュラーシーズンの開幕に間に合うかどうかは心配していないようだ。キャッシュ監督も「私たちは全く心配していないし、彼はレギュラーシーズンの開幕に間に合うと思っている」と語り、開幕までには準備が整うとの認識を示した。
レイズは元クローザーのピート・フェアバンクスが退団したため、ウセタはブルペンで重要な役割を担うことが予想されている。昨季同様、ウセタ、ジャックス、クレビンジャー、ブライアン・ベイカーらが勝ちパターンの継投を担うことになるだろう。
28歳のウセタは2024年に支配的なリリーバーとして頭角を現し、30試合に登板して41回2/3を投げ、防御率1.51、57三振の好成績をマーク。昨季は序盤に被本塁打が増え、最初の40登板では防御率5.77と精彩を欠いたが、それ以降の30登板では37イニングを投げて防御率1.70、54三振に対して11四球と本来のピッチングを取り戻した。
