強打者フリーマン 40歳までプレー&ドジャースでの引退を希望
2026.2.20 09:43 Friday
過去4年間をドジャーブルーのユニフォームで過ごしたフレディ・フリーマンは、これがメジャーリーグのキャリアで着る最後のユニフォームになることを望んでいる。
まだ引退するつもりはない。引退のことなんて全く考えていない。スター一塁手はドジャースとの契約があと2年残っているが、あと4年プレーしたいと考えている。そして、ドジャースの選手として引退することを希望している。
19日(日本時間20日)、フリーマンは「僕はここにいるのが大好きなんだ。南カリフォルニア出身だし、ファンのみんなと素晴らしい時間を過ごせているからね。みんなは僕のことをとても大切にしてくれる。家族にも優しく接してくれるんだ」とコメント。
さらに「契約のことは僕のコントロール外だ。次の契約のことは気にしていないし、それを持ち出すつもりも話すつもりもない。契約はあと2年残っている。僕はただの被雇用者なんだ。自分の仕事をやるだけさ。もし球団が僕を引き留めたいと思うなら、新たな契約を結ぼうとするだろう。でも、アンドリュー(フリードマン編成本部長)たちはみんな、僕がここでプレーすることが大好きだということを知っていると思うよ」と語った。
4年という短い期間でフリーマンは球団の象徴的存在となった。2024年のワールドシリーズ第1戦で放ったサヨナラ満塁本塁打は、ドジャースの歴史上でも屈指の名場面の1つだ。32歳のシーズンでチームに加入し、毎年コンスタントな活躍を続けている。2022年以降、打率.310、出塁率.391、長打率.516のスラッシュラインを記録しており、衰えの兆しはほとんど見られない。
フリーマンがドジャースで過ごした最初の4年間は記憶に残るものだった。では今年、そしておそらく現役を続けるであろう次の3年間で、個人として何を達成したいと考えているのだろうか。
短期的には、フリーマンは全162試合出場、あるいは少なくともそれに近い試合数でプレーすることを望んでいる。過去2年間、フリーマンは147試合の出場にとどまった。しかし、それ以前は5シーズン連続で158試合以上に出場していた(短縮シーズンの2020年を除く)。
近年、デーブ・ロバーツ監督はフリーマンに休養を取らせることに成功している。フリーマンは球団が自分のことを考えてくれているということに理解を示している。しかし、あくまでも目標は全162試合に出場すること、そしてポストシーズンの全試合に出場することだ。
フリーマンは「僕は162試合プレーできるように準備するつもりだし、『明日は休ませるぞ』と言われたら戦うつもりだ。おそらく負けるだろうけどね。でも全試合に出場したいという気持ちは変わらない」と語る。
フリーマンのパフォーマンスも見ていこう。昨季は打率.295をマークし、規定打席以上の選手の中ではフィリーズのトレイ・ターナー(.304)、カブスのニコ・ホーナー(.297)に次いでナ・リーグで3位の数字だった。しかし、フリーマンは満足していない。打率3割を達成できなかったことに「苛立ち」を感じているのだ。
昨春、フリーマンは手術を受けた右足首のリハビリと、シーズン開幕に向けた準備のバランスを取らなければならなかった。8月頃まで足首のテーピングが続き、フリーマンによると「決して良い状態ではなかった」という。打撃に影響した可能性もあるが、フリーマン自身は特に守備への影響が大きかったと感じている。
今オフはリハビリの必要がなかったため、フリーマンは攻守両面でパフォーマンスを向上させるつもりだ。
「もし僕が思い通りに守備をこなして、打撃でも結果を残すことができれば、アンドリューやマーク(ウォルター・オーナー)たちはみんな、僕をもう少し長くチームに残したいと思うようになるかもしれない」とフリーマンは真剣な表情で語った。
フリーマンは来季以降のことも視野に入れている。あと4年プレーすることに固執しているわけではないが、あと4年プレーすれば、メジャー生活は20年の節目に到達し、プロ野球選手としてのキャリアは23年となる。40歳で引退し、家族と過ごす時間は増え、遠征に出る時間は大幅に減るだろう。
あと4年プレーすれば、通算3000安打を達成するチャンスも得られる。現役最多の通算安打を記録しているフリーマンは、3000安打のマイルストーンまであと569本に迫っている。1年あたり約142安打で達成できる。これは2018年以降、フリーマンが毎年クリアしている数字だ(短縮シーズンの2020年を除く)。
フリーマンがこれまでメジャーで16年間プレーし、あと4年プレーしたいと考えているのは、何よりも野球への情熱があるからだ。その情熱はメジャーリーグで活躍を続ける中でさらに深まっており、輝かしいキャリアが終わりに近づきつつある中でもフリーマンの原動力であり続けるだろう。
「野球というゲームは、僕の人生を支えてくれた。だから僕にとって、特別な意味があるんだ。野球のことが大好きだ。終わってほしくないけど、いつか終わりが来ることは分かっている。時間というのは過ぎていくものなんだ。僕たちはただ、それを引き延ばしているだけなんだよね」とフリーマン。希望通り、40歳までドジャースのユニフォームを着てプレーすることができるか注目だ。
