English Español 韓国語

調整が遅れるスネルの代役として左腕ロブレスキーの名前が浮上

2026.2.20 11:46 Friday

 ブレイク・スネルが開幕に間に合うかどうか不透明な状況の中、ドジャースは先発ローテーションの代役候補を検討している。有力候補の1人として名前が挙がっているのは、スネルと同じ左腕であるジャスティン・ロブレスキーだ。

 ドジャースはスネルが開幕に間に合う可能性を完全に排除したわけではない。しかし、スネルはオフシーズンの序盤から左肩の痛みが長引いており、調整が遅れている。開幕ローテーション入りが予想されるほかの5投手がすでに少なくとも1度は打者と対戦しているのに対し、スネルは約90フィート(約27メートル)のキャッチボールにとどまっている。

 開幕に間に合うためには、限られた時間の中でいくつもの項目をクリアしなければならない。ただし、ドジャースはスネルを4月の試合に登板させるためにプロセスを急ぐつもりはない。適切な方法で物事を進め、10月にスネルが活躍できることを最優先に考えている。

 デーブ・ロバーツ監督は「ブレイクに関しては、ひとまず様子見だ」と話している。

 ドジャースは先発投手の層が非常に厚く、スネルの代役候補はたくさんいる。昨季リリーフ転向後に結果を出したロブレスキーは有力候補の1人だ。

 25歳のロブレスキーは昨季、ローテーションの谷間で4月のナショナルズ戦に初先発したが、5回8安打8失点と結果を残せなかった。しかし、メジャーとマイナーを行き来したあと、7月下旬以降はメジャーに定着し、ブルペンの一員として主にロングリリーフを担当した。結局、昨季は24試合に登板して66回2/3を投げ、防御率4.32に終わったが、FIPは2.92と優秀だった。

 また、ワールドシリーズではロバーツ監督が信頼できる数少ないリリーバーの1人として存在感を示した。ポストシーズンの全シリーズでロースター入りしながらもワールドシリーズ第1戦まで登板機会がなかったが、ワールドシリーズでは7試合中4試合に登板して合計5イニングを無失点。「負ければ敗退」だった第6戦と第7戦にも登板した。

 19日(日本時間20日)、ロブレスキーは「球団やドク(=ロバーツ監督の愛称)、そしてここにいる全員が大事な場面で僕を信頼してくれるのは素晴らしいことだった。間違いなく、これからの自信につながるよ。大事な場面で自分が通用すると分かっていれば、レギュラーシーズンへの入り方も少し変わってくる。でも結局のところ、そういう大事な試合でも普段通りにプレーできるように努めているんだ」と語った。

 これが2026年シーズンに向けたロブレスキーの心構えでもある。役割が先発であろうとリリーフであろうと、アウトを取ることだけに集中し、自分にコントロールできることだけをしっかりやる。ロブレスキーは昨季後半戦にメジャー定着を果たしたことで、メジャーの舞台で成功を収めるためには何が必要かを学ぶことができた。そして、そこで得たものを、チームに求められるどんな役割にも活かしていくつもりだ。

 昨季、そうしてロブレスキーが成長を遂げたことを球団も把握している。

 アンドリュー・フリードマン編成本部長は「成長・成熟し、自分の能力を活かし、その瞬間にどう戦うかを学ぶ彼の能力は、相手の打線と2回り、3回り対戦していく中でも大いに役立つだろう。彼は間違いなく先発候補だ。リリーフで素晴らしい活躍をしていたから、それを考慮する必要もあるけどね」と語り、ロブレスキーがスネルの代役候補の1人であることを認めた。

 スネルの状況に加え、ドジャースの先発ローテーションに影響を与えるもう1つの要素は、大谷翔平が開幕からどれくらい稼働できるのかということだ。ドジャースは昨季のように、徐々に球数を増やしていくというやり方は考えていないものの、少なくともシーズン序盤に関しては投球イニング数の制限が設けられる可能性が高い。

 先発もリリーフもこなせるロブレスキーの汎用性は、ケガからの復帰を目指すギャビン・ストーンやリバー・ライアンといったほかの候補と開幕ロースター入りを争う上で、役に立つ可能性がある。ロブレスキーはストーンやライアンよりもリリーフの経験が豊富なため、もし大谷が開幕直後に2~3イニングしか投げられない場合、ロブレスキーが2番手として登板し、長いイニングを消化するという展開も考えられる。

 ロブレスキーは「複数イニングのリリーフでも、先発でも、どんな役割にも対応できるように準備をするつもりだ。どんな場面で名前を呼ばれても対応できるように準備しておくことが重要だと思う」と役割にこだわらない姿勢を示した。


spotvnow