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ジャイアンツが鈴木誠也の打席で珍しいトリプルプレーを完成させる

2026.2.23 09:04 Monday

 ジャイアンツの先発左腕ロビー・レイはカブスを相手にオープン戦初登板。わずか4球を投げたところで警報のベルが球場に鳴り響いた。

 22日(日本時間23日)にスコッツデールスタジアムで行われたジャイアンツ対カブスの初回、非常ベルが誤作動し、ファンに避難を促すアナウンスがスピーカーから大音量で流れた。何十人ものファンが出口に向かい始めたが、レイをはじめとする選手たちは一塁の塁審から試合続行を命じられた。

 レイは「『えっ、このままプレーするの?』って思ったよ。少し動揺したね」と振り返る。

 数分後、非常ベルはようやく鳴り止んだが、そこからさらに激しいイニングが続いた。

 動揺したレイは、初回先頭からの打者3人に対して連続四球とシングルヒットを許した。しかし、ジャイアンツは奇妙なトリプルプレーを完成させ、レイは無失点でピンチを切り抜けるという大きな幸運に恵まれた。

 無死一、二塁の状況で、カブスの鈴木誠也が二塁後方へのポテンヒットを放った。二塁手のルイス・アライズはこの打球を拾い、本塁へ送球しようとしたが、一塁手のラファエル・デバースがその送球をカットし、一塁を回って二塁を狙っていた鈴木をアウトにした。二塁走者のマット・ショウは三塁でストップしていたが、一塁走者のアレックス・ブレグマンも三塁に到達してしまい、三塁ベース上で2人の走者が並ぶことに。遊撃手のウィリー・アダメスがタッチして、後ろの走者のブレグマンがアウトとなった。

 この時点でプレーは終了し、2死三塁で試合が再開されるのかと思いきや、ショウがアウトになったと勘違いしたのか、三塁ベースを離れてしまう。三塁手のマット・チャップマンがそれを見逃さず、ショウにタッチをして、異例のトリプルプレーが完成した。

「たった1試合だけど、スプリングトレーニングとしては十分すぎるくらいのカオスだったね」とレイは笑顔で語った。


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