レジェンド右腕シャーザー ブルージェイズと再契約に合意か
2026.2.26 15:32 Thursday
25日(日本時間26日)、レジェンド右腕マックス・シャーザーがブルージェイズとの再契約に合意した。MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者が報じている。スポーツネットのシャイ・ダビディ記者によれば、基本給は300万ドル(約4億6000万円)で、1000万ドル(約15億6000万円)の出来高が付く。球団は契約を正式発表していない。
シャーザーの経歴は全てを物語っている。右腕は球史において最高の投手の一人であり、これまで3度のサイ・ヤング賞、8度のオールスター選出を誇り、通算防御率3.22、ERA+(球場やシーズンの違いを考慮した、リーグ平均に対する防御率の指数)131を記録している。2度の世界一に貢献し、通算3489三振は歴代11位に入る。
もちろん、将来の殿堂入り選手とはいえ、寄る年波の影響を受けている。今や41歳となり、過去2年間のシャーザーは複数のケガと戦い、レギュラーシーズンでは合計26先発にとどまっている。1年契約でブルージェイズに加わった昨季は、85イニングでキャリアワーストの防御率5.19に終わった。
しかし、苦しいレギュラーシーズンを送ったにもかかわらず、シャーザーはブルージェイズのポストシーズンでの躍進に貢献した。マリナーズとのリーグ優勝決定シリーズでは、1勝2敗と不利な状況で迎えた第4戦に先発。シャーザーは5回2/3を2失点に抑え、大きな勝利を挙げた。
ワールドシリーズに進出し、この恐ろしく競争心旺盛な右腕は、引退の予定がないことを明かした。シャーザーはシーズン中、右親指のケガに悩まされ、実力を十分に発揮できなかった。
「優勝を狙えるチームの先発をやれる限り、現役を続行したい。僕の身体が健康ならば、プレーを続けたい。この親指のケガを乗り越えて以来、まだこのレベルで投げられるという確信が、本当に強烈に湧いてきたんだ」
シャーザーはドジャース相手のワールドシリーズでも堅実な投球を見せ、第7戦では4回1/3を1失点に抑えた。もしブルージェイズがその試合に勝利していれば、シャーザーは引退に対する考えを変え、3個目のリングを指にはめて表舞台を去っていたかもしれない。しかし、真相は分かることはない。ブルージェイズは第7戦で悲痛な敗戦を喫し、シャーザーにとって物語のような結末を迎えるチャンスを奪ってしまった。そして、シャーザーに19年目のシーズンに復帰する新たな理由を与えた。
