レッドソックス新監督はコーラに決定 3年契約で合意
2017.10.23 12:03 Monday
日本時間10月23日、レッドソックスは現アストロズ・ベンチコーチのアレックス・コーラを第47代監督に任命したことを発表した。コーラとレッドソックスは2018年から2020年までの3年契約で合意し、契約には2021年の球団オプションも含まれている。
レッドソックスの新監督に就任することが決定したコーラだが、まだ大きな仕事が残っている。アストロズのベンチコーチとしてワールドシリーズを戦わなければならないのだ。そして、ワールドシリーズが終了すれば、いよいよレッドソックス新監督としての仕事がスタートする。レッドソックスの一員として2007年にワールドシリーズ制覇を経験したコーラは、古巣でメジャーリーグの監督としての第一歩を踏み出すことになる。
コーラは「レッドソックスの監督に任命されたことはこの上なく光栄だし、恐縮です。このような素晴らしい機会を与えてくれたことについてデーブ・ドンブロウスキー(野球部門社長)、ジョン・ヘンリー(筆頭オーナー)、トム・ワーナー(会長)、サム・ケネディ(社長)に感謝したいです」とのコメントを発表している。さらに「レッドソックスやボストンの街に戻ることは私や私の家族にとって夢が叶ったことを意味します。この街、そしてこの街の素晴らしいファンのもとにもう一度世界一をもたらすという大きな目標に向かって仕事をすることを楽しみにしています」と意気込んだ。また、「同時に、ジム・クレイン(オーナー)、ジェフ・ルーノウ(GM)、A.J.ヒンチ(監督)、アストロズの組織全体に対し、コーチとしてのキャリアをスタートするチャンスをいただいたことへの感謝を表したいです。とても特別なシーズンを過ごすことができ、また、素晴らしい組織の一員でいることができました。このチームでワールドシリーズを制覇するのが楽しみです」と一年間を過ごしたアストロズへの感謝も忘れなかった。
レッドソックスでは球団OBが監督を務めるのは1992年から1994年まで監督を務めたブッチ・ホブソン以来となる。2年連続で地区優勝を果たしたチームをどのように進化させていくのか。コーラの手腕に注目だ。
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