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ドジャースが左腕ロブレスキーを降格 ヤンキースの元有望株が昇格

2025.3.19 13:30 Wednesday

 日本時間3月19日、ドジャースは今夜行われる開幕第2戦を前にロスタームーブを行った。救援右腕マット・サウアーを昇格させ、先発/救援左腕のジャスティン・ロブレスキーを降格させた。40人枠外のサウアーをアクティブロスターに加えるために、故障中のクレイトン・カーショウを60日間の故障者リストに移し、枠を空けている。

 26歳のサウアーはかつてヤンキースの有望株として期待された投手だ。2023年にはAAまで昇格し、17登板(16先発)で防御率3.89、9回あたりの奪三振は11.3個と頭角を現した。その年のオフにルール5ドラフトでロイヤルズに指名され、昨季はメジャーデビュー。しかし、メジャーでは14登板で防御率7.71と壁に跳ね返され、ヤンキースに返却された。そして今オフはマイナーFAとなり、ドジャースとマイナー契約を結んでいた。

 ドジャースに加入して迎えた今季のスプリングトレーニングでは、7.2回を投げて自責点7と決して好調ではなかったが、強みの奪三振力をアピール。東京行きの切符を掴んでいた。

 代わりにマイナー降格となったロブレスキーは、第1戦における第2先発の役割を期待されていた可能性が高い。本来は先発投手のロブレスキーをブルペンに控えさせることで、球数に上限のある山本由伸の早期降板に備える意味合いがあったのだろう。ロブレスキーを降格させてもドジャースのアクティブロスターには、先発投手のランドン・ナックが登録されている。

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