レンジャーズがサヨナラ勝ち 開幕10試合で8勝2敗の好発進
2025.4.7 07:08 Monday
【レイズ3-4xレンジャーズ】@グローブライフ・フィールド
日本時間4月7日、レンジャーズはレイズ3連戦の最終戦を迎え、8回表に同点に追いつかれたものの、9回裏にジョナ・ハイムがタイムリーを放ち、4対3でサヨナラ勝ち。レイズ3連戦を見事にスイープし、連勝を5に伸ばした。レンジャーズ先発のクマー・ロッカーは5回6安打1失点と好投し、4番手のジェイコブ・ウェブが今季初勝利をマーク。レイズ5番手のエドウィン・ウセタはサヨナラ打を浴び、今季初黒星を喫した。
開幕から好調のレンジャーズは3回裏にレイズ先発のドリュー・ラスムッセンから無死1・3塁のチャンスを作り、レオディ・タベラスは見逃し三振に倒れたものの、マーカス・セミエンの内野ゴロの間に1点を先制。レンジャーズ先発のロッカーは4回表にピンチを招き、キャメロン・マイズナーのタイムリーで同点に追いつかれたが、5イニングを1失点に抑える好投を見せた。
レイズ先発のラスムッセンを攻略しきれなかったレンジャーズ打線だが、6回裏にコリー・シーガーの1号ソロで勝ち越しに成功すると、7回裏にはタベラスのタイムリーで1点を追加。8回表に登板した3番手のマーク・チャーチがリードを守れず、ジュニア・カミネロの犠飛などで3対3の同点に追いつかれたものの、9回裏二死からジョシュ・スミスが二塁打を放ってチャンスメイクし、次打者ハイムのタイムリーで劇的なサヨナラ勝ちとなった。
連勝を5に伸ばしたレンジャーズは開幕10試合を消化し、8勝2敗の好スタート。ア・リーグの最高勝率をマークしている。2023年に球団史上初のワールドシリーズ制覇を成し遂げながらも昨季は借金6(78勝84敗)に終わったが、2年ぶりの王座奪還に向けて、まずは上々のスタートを切った。