クローシェが古巣相手に８回途中までノーヒットに抑える快投

2025.4.14 09:12 Monday

【レッドソックス３－１ホワイトソックス】＠レイト・フィールド

　日本時間４月14日、レッドソックスは敵地レイト・フィールドでのホワイトソックス３連戦の最終戦を迎え、接戦を制して３対１で勝利。３連戦のスイープ負けを回避した。レッドソックス先発のギャレット・クローシェは古巣を相手に８回途中まで無安打に抑える快投を見せ、２勝目（１敗）をマーク。３番手のアロルディス・チャップマンが３セーブ目を挙げ、ホワイトソックス先発のシェーン・スミスは６回５安打２失点の力投もメジャー初黒星を喫した。

　昨季121敗のホワイトソックスを相手に２連敗を喫していたレッドソックスだが、そのホワイトソックスから移籍してきたエース左腕がスイープ負けを回避する救世主となった。

　クローシェは立ち上がりからホワイトソックス打線を寄せ付けず、５回まで打者15人をパーフェクト。６回裏先頭のブルックス・ボールドウィンに四球を与えたものの、８回裏一死まで無安打ピッチングを継続した。８回裏一死から自身のトレード相手である有望株チェイス・マイドロスに初安打を許したところで降板し、この走者が後続のタイムリーで生還したため１失点が記録されたものの、８回途中まで96球を投げ、被安打１、奪三振11、与四球１、失点１の快投。スイープ負けを回避する立役者となった。

　レッドソックスは６回表二死１・２塁からトレバー・ストーリーのタイムリー二塁打で２点を先制。８回裏にマット・サイスのタイムリーで１点を返されたが、９回表にストーリーが３号ソロを放ち、３対１で勝利した。