パドレス・タティスが劇的サヨナラ弾 松井7試合連続無失点
2025.5.14 13:28 Wednesday
【エンゼルス4-6xパドレス】@ペトコ・パーク
日本時間5月14日、パドレスは本拠地ペトコ・パークでのエンゼルス3連戦の2戦目を迎え、フェルナンド・タティスJr.の一発で劇的なサヨナラ勝ち。3連戦の対戦成績は2戦目を終えて1勝1敗となった。パドレス4番手のジェイソン・アダムが1イニングを無失点に抑えて4勝目(0敗)をマーク。エンゼルス4番手のケンリー・ジャンセンはサヨナラ弾を浴び、2敗目(0勝)を喫した。
パドレスは先発のディラン・シースがザック・ネトに6号先頭打者アーチを浴びたものの、6回までに10個の三振を奪い、エンゼルス打線を1得点に抑える好投。打線はシースの力投に応え、5回裏に2点を奪って逆転に成功した。
ところが、シースが7回表二死からルイス・レンヒーフォに四球を与えて降板すると、2番手のジェレマイア・エストラーダが大誤算。ジョー・アデルに同点のタイムリー二塁打、続くマシュー・ルーゴには勝ち越しの2号2ランを浴び、2対4とリードを許す展開となった。
しかし、パドレス打線も粘りを見せ、8回裏二死1・2塁からギャビン・シーツのタイムリーで1点差に。さらにエンゼルス2番手のライアン・ゼファージャンの暴投でマニー・マチャドが生還し、4対4の同点とした。そして9回裏無死1塁からタティスJr.が試合を決める11号サヨナラ2ラン。前日からの嫌な流れを払拭し、劇的な勝利を収めた。
パドレスの松井裕樹は2点ビハインドとなった8回表に3番手として登板。先頭打者にヒットを許したが、後続をレフトフライとサードゴロ併殺打に仕留め、打者3人で無失点に抑えた。これで7試合連続無失点となり、今季17試合目の登板を終えて防御率2.00となっている。