ブレーブスがナショナルズ４連戦に勝ち越し！　再び５割復帰

2025.5.16 08:50 Friday

【ナショナルズ２－５ブレーブス】＠トゥルイスト・パーク

　日本時間５月16日、ブレーブスは本拠地トゥルイスト・パークでのナショナルズ４連戦の最終戦を迎え、５対２で勝利。同地区対決４連戦を３勝１敗の勝ち越しで終え、再び５割復帰を果たした。ブレーブス先発のＡＪ・スミス＝ショウバーが６回２安打１失点（自責点０）の好投で３勝目（２敗）を挙げ、４番手のライセル・イグレシアスは７セーブ目を記録。ナショナルズ先発のトレバー・ウィリアムスは５回途中５安打４失点（自責点３）で５敗目（２勝）を喫した。

　前日の試合に敗れ、再び借金１となったブレーブスだが、若手右腕スミス＝ショウバーが好投を見せ、チームを５割復帰に導いた。初回一死２塁を無失点で切り抜けたスミス＝ショウバーは、２回表一死満塁の場面でジェイコブ・ヤングをショートゴロ併殺打に打ち取ってピンチを脱出。３回表を三者凡退に抑えると、ブレーブス打線は３回裏にニック・アレンのタイムリーで先制した。

　スミス＝ショウバーは４回表と５回表も三者凡退に抑え、ブレーブスは５回裏にアレックス・バーデューゴとドレイク・ボールドウィンの連続タイムリー、マーセル・オズナの犠飛で３点を追加。６回表二死２塁から三塁オースティン・ライリーのタイムリーエラーで１点を失ったスミス＝ショウバーだったが、86球で６イニングを投げ抜き、２安打１失点（自責点０）と素晴らしいピッチングを見せた。

　ブレーブスはその後、８回表にＣＪ・エイブラムスの６号ソロで１点を返されたが、８回裏にイーライ・ホワイトのタイムリーで追加点。５対２で勝利し、同地区対決４連戦を３勝１敗と勝ち越した。試合後、スミス＝ショウバーは「自分のボールを信じて積極的にストライクゾーンを攻め、１人の打者を３球以内に打ち取ることを心掛けた」とコメント。メジャー３年目・22歳の若手右腕は今季７先発で防御率2.33という好成績を残し、先発陣の救世主となっている。